kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

もうすぐ四月

3月でこの地区の隣り組の役は終えて、役は隣に回すの だけど、4月からは区長の役をせねばならない。

 

(クリスマスローズ)

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前年度の役から新年度の四役を選ぶので、10人位の隣り組の役の中からの選出だったのだが、あれこれの事情を考慮したり、まだ役をしたことのない方2名が四役のうちの二人に決まり、残り二人枠を三人のくじ引きで決めたら、くじ運良く!宝くじは当たらないのに、こんな時だけ私に当たってしまった。

 

(プリムラマラコイデス) 

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 決まったことは仕方ないので、引き受けるものの、忙しさがさらに増すと思うと、1月に決まってから気が重くなっていたところだった。区長の引き継ぎをしたら、予定表等見るとやはり忙しそうだ。

 

(真ん中の青いジュリアンは夏越しした去年のもの  頑張って咲いてくれるとよけい可愛い)

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日本全国、地域の自治会の役決めは、どうやっているんだろうか。住宅しかない所なので、そういう意味ではまぁやりやすいのかもしれないけれど。我が家では夫と二人で手分けしてこなすことに。地域の集会担当は私。それ以外は夫。それ以外が多い区長の仕事(笑)。

 

(パンジーも暑くなるまで咲いてくれます。)

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まぁまぁそれでもポジティブにやらないと・・・・どんなふうになる一年だろうか。

 

我家の庭では、春はゆっくりとした足取りで、桃の花もまだ蕾が膨らんでない。クリスマスローズが咲いているところ。バラ達は赤ちゃん葉っぱを出してきて、今の時期は、今年の花はどうだろうと期待も膨らむ。

 

それにしても、やっといつもの元気が出てきた。疲れが取れるのに十日以上かかった(笑)。

うちの庭にも春が来た&タイの花

十日ばかりの留守をして、帰国した時にはあまりの気温差に震えたのだけれど、それでもお彼岸も過ぎるころになると、日差しも暖かくなった。小さな庭でも春が来ていた。バラの新葉が赤く開き始めている。

 

(クリスマスローズも清楚に咲いている   地植えも咲きだした)

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(地植え)

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ここで、いそいそ私は魔法の粉、糠を生まれたての新葉に上からパラパラと、いつものようにふりかけた。これが葉っぱのPHを調節し病気になりにくくするとか、土に微生物の善玉菌を増やす助けになる魔法の粉。米ぬかは凄い力を持っている、無農薬栽培は土が大事。おこぼれを早速スズメが見つけて食べにくる。

 

(米ぬかパラパラ  鉢には不細工だけれど網をかぶせている カミキリムシなどの害虫から根を守るため  無農薬栽培の苦労(笑)  自然の沢山の虫が来るのはいいのだけど・・・来ないでほしい虫も来る)

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私は垣根刈りから出るウバメガシの葉っぱを、コンポストに入れ、土と牛糞と骨粉、油粕、米ぬかなどを層にして入れて腐葉土たい肥を作っている。あちこちの本かじりの自己流になったものだけれど、半年くらい置くと、真っ黒いサラサラした腐葉土たい肥が出来る。これは色々に利用出来て重宝している。

 

(馬酔木もいつになく花を沢山つけた)

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                 タイの花

 

名前は分からないけれど、南国の花を・・・

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(これはタイの国花 ドーク ラーチャップルック  南蛮サイカチ という花  英語名はゴールデンシャワー)

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(ブーゲンビリア)

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(マンションの上まで花々でベランダが・・・)

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(桜に似た花が)

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旅編6 再々訪バンコク  終章

           ショッピング  雑貨

もう今回の旅行ではシルク以外は何も買うものは無い、と思っていたのに、気が付いてみれば、いつものように何だかこまごましたものを買っている(笑)。もう来ることはほとんどないかもしれない国だと思うと、記念に買っておこうとか、そういった思いが勝ってしまう。

 

(チャオプラヤ川)

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実際、もうタイには一生行かないかもしれないと思うし・・・。三回も訪問出来たのだし。同じ所に何度か行くというのは、これまでにもあった。ローマは3回、ウィーン、シンガポールには2回。回数行くとその国のことが、チョッピリ分かったような気がする。

 

(川向こうに見えるワットなどが美しい)

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タイにはこうして息子が赴任していることもあるけれど、何かしら愛着が湧いて来た。息子の会社では、単身で赴任している方の方が多いらしい。家族が離れ離れというのは、どちらにとってもいいことはないと思う。異国体験は子供にもいいものを残すのではないかと思う。バンコクは外国人がとても多い。バンコクシンガポールなどは住みよい所なのかもしれない。日本に帰って来て、日本人ばかりの顔を見ることになると、なんだか単一でつまらなく思えてくる(笑)。

 

(お土産ご披露(笑)  下に敷かれている赤いテーブルランナー これがパラゴンのレストランで10パーセント値引きしてもらって買ったもの 北部タイの織物)

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ゆったり流れるチャオプラヤ川、タイ時間というのもあるらしく、キチキチとした日本とは違うのかもしれないけれど、郷に入れば郷に従え 日本のやり方がすべて良しではないということも、異国にいてこそ分かることかもしれない。

 

(ブルーのシルクストールはパラゴンデパートで。あとの2つはプロンポンの雑貨屋ピアで、アウトレツトで買ったXLシャツ   )

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空港では、バーツの残りを使いきるのに、頑張った(笑)。旅行当初、買うもの無い予定なので、少ししかバーツにチェンジしなかったのだが、バーツ貧乏にすぐに陥り、追加、追加で、4回くらいチェンジしたのだった。

 

(ドライバナナの間にジャムが挟んであり美味しい。タイのものはみな甘い。お茶の緑茶というのを買っても、砂糖入りのようで、甘い。辛くないタイ料理も甘い)

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1000バーツは3000円くらいなのだけれど、それが1000円くらいに見えてしまった。バンコクの物価も昔は安かったのだけれど、今や東京並み、そんなに物が安くはないのだ。いつもより旅行期間には財布のヒモが少し緩くなる私でした。(普段も緩いと陰の声が聞こえそう・・・(笑))

 

でも買い物は楽しみ、そこにしかない物などを見たり買ったりするのは楽しい。そそっかしい私には失敗も・・・・アウトレットで買った唯一夫のポロシャツのサイズがXLだったのが、昨日判明。どうしてこんなことに、ガックリ、夫はMです。

 

まぁまぁそんなこともありますけど、友達たちと合流したり、お呼ばれしたりと、日頃は出来ないマッサージに行ったりとか、いつもにない旅行だったので、最高に楽しく過ごせた旅行だった。膝痛以外は・・・(笑)。

旅編6 再々訪バンコク  その7   

           エメラルド寺院 ワット ポー

博物館に行ったその足で、王宮のワットプラケオ、エメラルド寺院とワット ポーを観光した。今回が初めてのタイ観光の友達がいるので、三大ワットのうちの二つを見て回った。

 

(本堂  中は撮影禁止)

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昨年も見て回ったのだけれど、何回見てもタイのきらびやかそのものの寺院には、日本の古色蒼然とした寺を見ている目には、驚きをもって目を見ひらかされる。唯一金閣寺があるけれども・・・タイのきらびやかさには及ばない。日本には木材しか豊富な資源がなかったからだろうか・・・・。

 

 

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観光客でひしめいている入り口で靴を脱いで、本堂に上がる。本堂の中もいっぱいの人で、遠く正面上の方に小さい仏像が緑色をして見える。ヒスイで作られているようだが、エメラルド色に輝くので、エメラルド寺院と呼ばれているとか。遠くに輝く仏像を見上げながら、混み混みの本堂を出るしかなかった。スリランカ様式で建てられた仏舎利塔などを見ながら、出口の方へ進んで行った。夫はヒラヒラとステテコ風のズボンをはためかせて歩いていた(笑)。

 

(スリランカ様式の仏舎利塔  ここに3つの様式の仏舎利塔が並んでいる)

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その後、ワット ポーを見学。巨大な寝釈迦像が黄金色に輝いている。大きすぎて、全身を写すのは無理。博物館の終り頃にバッテリー切れした私は、それからこの日はスマホ撮影。

 

(初期の王様の遺骨を納めた仏塔)

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この寺院には、ラーマ3世により、医術や天文学歴史学の学問所が設けられたという。その中に、タイ古式マッサージの学校があるらしく、そこで学んだ人達がタイ古式マッサージの店を出しているのかもしれない。プロンポンでお嫁さんに連れられて私が行ったマッサージ店が「ワット ポー」だったのもこれで分かった。なるほどね。。

 

(寝釈迦は全身金箔で覆われてまばゆいばかり   そして巨大  )

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ぐるりと寝釈迦象の周りをめぐり、反対側に行くと、壁際にお坊さんが托鉢に行く時の鉢のようなものがずらりと並んでいる。20バーツを1バーツ20枚コインに替えて、願い事を唱えながら、一つずつコインを鉢に入れて行く。もちろんしてもしなくてもいいのだけれど、私達はやろうと言ってバーツをコインに替えた。

 

 

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私は1つずつカーンという音をさせて器に落としながら「健康お願いします」「膝が悪くなりませんように」などと自分のことも願いをしながら、出口の方にまで続く器の最後まで入れ続けた。もちろん家族のことも願いましたよ(笑)。そんな願い事をするものでは、ひょっとしたらないのかもしれないのだけど・・・・。

 

 

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ジリジリ暑いこの日、青空の下にきらびやかなワットが映える。券を見せると水のペットボトルをもらえる所に走り寄り、喉を潤した。

 

この後、足が棒、膝も限界ながら、チャーターしている車もあることから、サイアムのパラゴンデパートまで行き、そこで夕ご飯を食べることにしたのだった。

 

 

旅編6 再々訪バンコク  その6

             国立博物館

昨年はツアー三昧だったので、普通の観光地は見ているので、今回は是非とも国立博物館へ行こうと決めていた。博物館を見れば、その国の歴史や文化がよく分かると思うので。

 

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友達たちと合流して国立博物館へ行くことになったが、朝の9時半から日本語ガイドが案内するというのだが、その時間に朝の時間帯到着するのは、世界に名だたるバンコクの渋滞で、2時間くらいみなければならない、ということになり、行く方法を色々考えた。バンコク在住の方のお世話で、ワゴン車をチャーターして1日回ってもらうことになった。何しろ膝痛持ちの私、乗り物で行けるのはありがたい。

 

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友達が宿泊しているシェラトンホテルに7時に集合して出発した。乗ると間もなくパラパラとフロントガラスに雨が落ちてきた。タイに来てから初めての雨だ、今日は雨なのかな、乗り物があって良かったなどと思っていたのだが、その雨はポツポツと30分くらいしか降らず、その後はじりじりと暑い暑い日差しの1日になった。

 

(壁絵を説明   どなたかが礼拝している   右側の人が日本語ガイドさん) 

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国立博物館には思ったより相当早く着き、拍子抜けがした。9時の開館までしばらく時間つぶしをせねばならぬことになったくらい。開館すると3人のボランティアによる案内と説明が始まった。外周りを廻ったり、あっちの建物、こっちの建物と元々が博物館として建てられたものではないので、スムースに建物の中を移動するというわけにはいかない。

 

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私の膝が、タイ滞在7日目くらいになり、連日の出歩きに悲鳴を上げ始め、痛みも増えてきた。この博物館に行こうと誘ったのは私なのに、一番バテて、みんなの最後を遅れながらヨッコラヨッコラと付いていく羽目になってしまった。

 

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はじめに入った部屋で仏陀の生涯を描いた壁絵の説明を受け、日頃あまり頭に思ったりもしない仏陀のことに集中した。そして次の部屋次の部屋とめぐり、螺鈿の家具や金箔飾りの物などを見学し、最後に仏像が沢山展示されている大きな部屋に行った。

 

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最後の仏像の部屋が一番印象に残った。仏像の顔がインド風だったり、タイのモン族に似た顔だつたり、私的に勝手な解釈で見れば、仏像が細面の物が多く、表情も何やら飛鳥の仏像にも似ているような気がした仏像もあった。

 

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インドからの尊い仏陀の教えが、こうして東アジア、日本にまで広まっていったということは、今のような情報が瞬時に伝わらない時代に、物や人を介して伝わり続けていったことが素晴らしい。国立博物館はエアコンのない部屋も多く、汗を拭きふき歩き回った。

 

 

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この博物館に行った日が膝痛のピーク、夜には痛み止めを飲んだ。ガイドの移動が速足だし立ったまま2時間近くで、私だけがヘトヘトになっていた(笑)。             

               食事会

 

マッサージに行った日には、合流した友達たち全員で、バンコク在住の方の家に行き食事会となった。新築して間もない素敵なメゾネツトタイプのマンション。高層のリビングからは素晴らしいロケーションが開けていた。ワイワイ言いながらシャンペンから始まりとなり、私はすっかりリラックスしてしまい、ベトナムサッポロビール、タイのワインとかグラスをつぎつぎ飲み干してしまった。普段あまり飲まない?のに(笑)。

 

 

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果物大国でもあるタイでは、マンゴーが安いし羨ましい。メークロン市場では、マンゴーが100バーツで3個買えた。甘くて美味しくて私は大好きだ。マンゴーのスムージーなども美味しい。もう一つ私が好きなのはココナッツのジュース。これは30バーツくらいで、上の方を包丁でサクッと切って、そこからストローで果実の中にあるジュースを飲む。これは自然の味で、甘すぎず程よい美味しさで何度も買って飲んだ。

 

(小さい果物はマンゴープラムと言う。この時期しか出ないものらしい)

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(ココナッツジュース) 

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旅編6 再々訪バンコク  その5

                                        マッサージ&タイ料理

タイと言えばやはりマッサージも忘れることは出来ませんね。今回も二回マッサージに行きました。

 

(家の近くを散歩)

 

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一度目はお嫁さんに連れて行ってもらったワットポーというマッサージ店。プロンポン駅の近く。ワットポーという有名な今回も行ったお寺がありますが、それとは関係あるのかないのか分からないが、マッサージスクールみたいな所で勉強した人がやっているようだ。

 

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入るとまず靴を脱がされて、足を浅い水がめのようなところに浸して、黄色い上着を着ている従業員の方が洗ってくれる。それからスリッパに履き替えて、二階に案内された。一番奥の部屋に私は入った。昨年はゴージャスな所と怪しげな汚いひどい店と両極端を体験したのだが、この店は清潔でいい感じだった。

 

 (ビルの建ち並ぶ町中でもこういった祠のようなものがあちこちにある)

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オイルマッサージとタイ古式マッサージというメニューをした。1時間半から2時間かかる。旅行では常にリュックを肩にかけたりバックをかかえたりしているので、常にも増して肩が凝っている。着いて3日目、疲れ取りにちょうどいいと思い、すべての着衣を脱いで、紙パンツをはいて床に敷いてあるマツトに横たわった。

 

(バイクタクシー) 

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マッサージ師さんは体格のいい少し肥えた方だったけれど、どこでやってもらっても、指の力がとても強い。二の腕をマッサージされると私はいつも痛く感じてしまう。首や肩が「ケン ケン」と私が訴えると、マッサージ師さんも触りながら同意して、もみほぐしにかかってくれた。ケンは固いというタイ語(のはず)。

 

(電線が何回見ても面白い)

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全身、裏も表もマッサージされた後古式タイマッサージ、体を反らせたり、前屈させたり。体を反らせることが出来ず、マッサージ師さんにゲラゲラ笑われてしまった。

しかし、痛いようなことはされず、マッサージタイムは終了した。タイではチップが要るので、帰り際にマッサージしてくれた人に100バーツくらい渡した。

 

 (ハーバルボールマツサージの店内)

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その後日程の中ほどで、友達たちとも合流している時にも、今度はまた違う場所の「at ease」というマッサージ店に行った。今度の店では、オイルマッサージとハーバルボールマッサージというのをした。2時間コース。2時間もと長いような気もするけれど、終わってみればそんなものかなと・・・(笑)。

 

(この丸いボール状のものがハーバルボール)

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ハーバルボールは初体験。ハーブの薬草を布でボール状に包んだものを、火をつけた鍋の中で蒸しているのか、その熱くなったボールを体の各所に押し付けていくもの。温めることで、体の凝りや筋肉がほぐされる、また、ハーブの良い香りで、自律神経のバランスを整える効能があるという。

 

熱いものを背中など体中にポンポンしていくので、お灸みたいでもあるなと、やっている最中に頭に浮かんだ。いずれにしろ血行がよくなるのだと思う。ただ、私は「熱い」と感じるほうが多く、気持ち良さより熱いが勝っていて、背中が赤くなっていないだろうかなどと変な心配をしていた。タイでしか体験出来ないマッサージ、それはそれでリフレッシュになった。

 

              タイ料理

胃腸の弱い私は、実は東南アジアを旅行するのは、チョット(+_+)というところがある。韓国や台湾、シンガポール、北京など行ったけれど、何度か帰国してからお腹を壊し、困ったことがある。なので、昨年のバンコク旅行では、夫と二人だけで街歩きして食べ物屋に入ったのは、イタリアンとスタバとかお腹を考えての情けない選択になったりした。何しろグニャグニャしたアラビア文字に似たタイ語は読めないし、メニューを見ても分からないので(笑)。

 

(家族と行ったシーフードタイ料理店)

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今回は何回かタイ料理を食べることが出来、タイ料理を堪能した。息子家族と一緒に食べたタイ料理。友達たちとランチで食べたり、夕食で食べたり、辛くないタイ料理を食べた。パラゴンデパートではタイ北部料理店 FAI  SOR  KANで、タイ語を話せる人がいないので、ボディーランケージ、「ハァーハァー」としながら「ノーペッ?」とイケメンハンサムな細身のウェイター君に聞きながら注文した。辛いというタイ語はペットというらしいので・・・。イケメンウェイター君は笑っていた。

 

 (シーフード店の店内)

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ブロークン会話でもウェイター氏は笑いながら応じてくれて、辛くないメニューを指さして教えてくれた。一皿を6人でシェアーしながら、あれこれ好みのメニューを注文して色々な味を食べることが出来た。

 

 (これはシーフード店の料理)

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タイではどこでもチャーハンを頼むと間違いない気がする。チャーハンはどこでも美味しかった。タイ米がやはりチャーハンを作るのに適しているのだろう。友達の一人は、タイ米にほれ込み、お土産に2キロも買ってかえったくらい。そう言えば、日本で随分前だけど米不足になった時があり、タイ米を無理やり買わされていた時があったなぁと、そんなことを思い出した。日本米は国外には持ち出せないが、タイ米などは持ち込んでもいいのだとか。

 

(これはイケメンウェイター君のいた店)

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ジム トンプソンのレストラン&ワインバーでもランチを食べた。タイのビール、シンハビールとスパゲティーを頼んだのだけれど、スパゲッティがとても美味しくて、日本で食べたどこよりも美味しかった。ちなみに食事の時には必ずシンハビールを飲んだ。暑いのでビールとなる。軽い感じのビールで、少しも酔うような感じにはならない。もちろんたった一杯だけだから。汗で出てしまうのかな(笑)。

 

 

旅編6 再々訪バンコク  その4

        ジム トンプソンの家とアウトレット

タイシルクと言えばジムトンプソン、とすぐ出で来るくらい有名だ。もともと建築学を学んでいたトンプソン氏だが、第二次世界大戦の頃アメリカ陸軍に志願し、その後CIAの前身の秘密諜報機関に所属し大戦が終わるまでヨーロッパで活動したという。

 

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インドシナ半島でも活動し、対戦が終結したのちもアメリカに帰らず、タイに留まった。機械織が盛んになり衰退していたシルクに目をつけ、私財をタイシルクの復興につぎ込み、アメリカ映画「王様と私」の衣装を手掛けたことから、世界的にタイシルクが脚光を浴びるようになったという。私もユル ブリンナーが演じたこの映画を子供の頃見た記憶がある。

 

(観光客やガイドが待機する前庭)

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その後マレーシアで謎の失踪事件になり、未だにその失踪の真実は未解決のままであるという。建築に造形が深かったため、タイの古い家を解体してそれを自分が設計したタイ風の家に使ったりして、タイやカンボジアなどの古美術をそこに飾っていた。良き古い伝統的なものを生かして自分の家として住んでいた家だ。

 

 (サバイを身に着けているガイドさんか案内人の従業員  サバイの柄は一人ずつ違っていて素敵)

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ジム トンプソンの家にはBTSで行った。スタジアム駅まで行き、そこからは徒歩10分くらい。入場料150バーツ。ちょうど日本語ガイドがいてくれて、私達を案内してくれた。

 

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前庭は南国の植物に溢れていていい雰囲気をだしている。そこに赤茶色の壁の高床式のタイ風建物が建っている。前庭には案内の女性達が民族衣装のサバイ、腰巻布を身に着けて何人か座っていた。私達のガイドは日本人で、ガイドになってまだ1年も経っていないといっていた、50代くらいの方だった。

 

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前述したジム トンプソン氏の経歴などを説明され、家の中、室内を見て回った。写真撮影禁止の所もあり写せなかったが、どの部屋も、庭の緑が窓を額縁にして見えるように、美しく古典的民族家具で整えられていた。窓は自然の風が入るようにとガラスなどなく、窓枠だけあるという風だった。1か所だけ、書斎の机前の窓だけは例外的にガラスがはめ込まれていた。

 

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現代ではどこもかしこもコンクリートの建物だらけだけれども、高床式とか、その土地にあった建物というのもあるはずだ。タイでは暑いので、建物は北向きが好まれるとかチラリと聞いたことがある。確かに暑いから日本のように南向きではないみたい。息子のマンションも北、北東向きに建っていた。

 

           ジム トンプソンアウトレツト

別な日、友人達とジム トンプソンのアウトレットへ行くことにし、現地で落ち合うことになった。BTSでバンジャーク駅まで。前もって道筋など調べていたのだけれど、時々道行く人に尋ねながらたどり着いた。BTSに乗るのに、日本でいうイコカやスイカのようなカードを買っていたので、便利に乗り降り出来た。友達たちはもう先に着いていた。

 

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シルクのクロスの様々な商品が五階建ての建物の中に売られている。アウトレツトと言っても、商品は確かなもの、と。ジム トンプソンの店はサイアムパラゴンデパートの中にもあるし、セントラルワールドのあたりにもあったし、エンポリアムデパートにもあり、タイ国内で30店舗くらいあるらしい。

 

(アウトレツトの正面玄関) 

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けれどもさすがにシルクのブランド、ジム トンプソンなので、お値段もそういう店では当然お高い。昨年もサイアムセントラルワールドで見て回ったのだけれど、スカーフやストール、クッションカバー、小物のポーチひとつにしても、そこそこのお値段しているので、買わなかった。

 

 

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ここのアウトレットでは、それから考えるととてもリーズナブル。小物のポーチなども手が届く値段なので、4つ買ったし夫のポロシャツもセールになっていたので買いました。まぁお買い物は楽しいですが、この年になると、若い頃とは違いそう飛びついて欲しいという物もなくなるので・・・。懐も考えつつ・・・(笑)。

 

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友達たちもそれぞれに買ったようで、満足して店を出たのだった。