kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

書を見て

秋海棠が花を咲かせてきた。猫の額の庭のアチコチに気ままにその勢力を広げている。可憐でしっとり控えめそうな花。

 

少し前美術館に書展を見に行った。会場に入ると雄渾流麗な文字が額から踊り出そうな勢いで迫ってくる。漢詩あり日本の詩あり、アート風もありのそれぞれ何十年も磨きをかけた筆遣い。沢山の書を立ち止まり見ながら、友達の書を見つけ、その前でゆっくり眺めた。

 

以前テレビで書家の篠田桃紅さんを密着取材していた。103才とかだったのに、頭もシッカリして、話す内容も大変哲学的な言葉だったのを覚えている。芸術活動をし、創作意欲を持ち手先を動かす作業が脳を衰えさせないのだろうか、、、。

 

書の上手い人が羨ましい。いや書まで行かなくても習字、文字がきれいに書ける人が。しかし私のようなバタバタした性格では、落ち着きが必要な書道や習字には、あまり向いてなさそうだ。自分でも分かっているので、書は、ただただ感心して見せてもらう楽しみにしよう。

 

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