kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

たまには考える~

チューリップがびゅ-んと伸びてきた。植物は正直だ。オールドローズなどの可愛い小さな葉っぱも出てきた。みんな春本番を待っている。1月5.6日に咲きはじめたパフィオペディラムがまだシッカリ咲いている。二ヶ月以上もの長い間咲いている。ビックリだ。でも子株も横から出てるし、早く株分けしてやりたいのだけど~。

 (通りすがりにミモザが咲いていた)

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東日本大震災から五年。ちょっと固い話になるけれど、五年前の大惨事はいまだに記憶が鮮明な中、高浜の原発が裁判で止められた。関西に住んでいる私には関心がある出来事だ。電気が無ければ回って行かない日常生活。現代の私の生活は電気まみれだ。

 

ホットカーペットで昼は足元を温め灯油のファンストーブもつける。電気ポットからお茶を飲み、電気釜に冷蔵庫、洗濯機にエアコン、テレビ、トイレのウォーム便座、夜には電気敷毛布に温められて寝る。これは私だけではなく誰でも似たような生活だと思う。

 (まだ咲いているパフィオペディラム)

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政治とは何の関わりもない、一庶民の電気まみれの私だが、あの惨事を見た後では、原発を動かしていい気持ちには全くならない。こんな地震国で、しかも人為的ミスも完全に防げる訳もなく、危ういものだと思う。

 

 

あれほどの福島の事故を映像でも見、後始末の大変さを見ながら、立地自治体では、何故か危険度より目の前の経済が優先する。どうしてだろう。万が一の事になったら、その地域のことだけでは済まない事になるし、国土が失われるのと同じ事になってしまうのに。

 (布を変えて同じパターンで作ったトートバック  黒色が最新作)

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全ての原発が止まっていた時も国民が節電して乗り越えた。原発は日本のような自然条件の場所では、合わないもののような気がするけれど~。

 

震災から五年、福島のあの除染土壌のビニールの大袋の集積場所を見ると、大変な事故だということが改めて思い知らされる。

たまにはこんな固いことも、チクチク針を動かす合間に考えてみた。