kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

庭の移り変わり

爽やかな日々。一年で一番過ごしやすい時期かもしれない。たまには裏のテラスのテーブルでランチをしてみたりする。でも二人だけでは盛り上がらない(笑)。

 (開き始めたゴールデンプラネット  なかなか形のいい花だ。ゾウムシに蕾を二つもやられた。)

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ドライブをしていたら山藤がそこにもここにも沢山咲いているのが見えた。藤といえば、この家を建てたときの最初の庭に、藤棚を造っていた。白藤で短い房のものだったが、花盛りにはその香りに惹かれてか、ブンブンとクマンバチのような蜂がやって来て蜜を吸っていた。その頃は犬もいて、藤棚の下にブランコを置いたりして子供達が遊んでいた。バラは一つだけサラバンドの朱赤の花が壁面を大きく彩っていた。

 (花盛りになってきたメアリーローズ 我が家のバラの優等生)

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それから幾星霜、藤棚は割に短い期間で取り壊し 、サラバンドも抜き去り、庭の一番いいところの花壇が私の車の車庫になった。子供達が可愛がっていた犬も短命で終わり、庭で遊ぶ子供達も居なくなり、自転車でゴチャゴチャしていたアプローチも夫の自転車だけになり、庭の様相も変わってきた。これは庭の成長だろうか?。こうして振り返ってみると、アルバムのように色々なシーンが思い出される。

(幹の根元を虫食い穴あきになっていた グラス アン アーヘンの一番花 沢山蕾がついている  良かった)

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狭くなってからの我が家の庭は、逆にバラを植えるようになっていった。金木犀もモクレンも取り去り、ツヅジなどは我が家の庭では、バラにスペースを与えるため虐待されている(笑)。

(スバニッシュ ビューティー)

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そんな 狭い庭にも、幅の狭いアーチを(とても質素な物)二つ並べて置いているけれど、ピエール・ド・ロンサールとフランソワーズ ・ ジュランビルを絡めているが、アーチバラにはまだまだ未完成。絡めるのには技がいるのか、なかなか上手く出来ない。それと鉢バラを絡ませようとしているので、どうしても成長が・・・。アーチを置いている場所に土があまり無い所なので。

(スパニッシュ ビューティーは風通しが悪い所にある)

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フランソワーズ・ジュランビルは枝が細くてしなやかで、これは扱いやすそうだ。けれどフランソワーズはゾウムシの餌食にかなりなっている。細くて柔らかいからやられやすいのかもしれない。今日も五匹くらい取った。

 (赤胆紅心・・ツダンホンシン )

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バラは花の女王と言うに相応しく、こんな美しい花はないと思う。沢山の種類、名前を見るだけでも楽しい。

 

私が理想とする庭は、ナチュラルな草花とともに風に揺れるイングリッシュガーデンのような庭。そお、ターシャ チューダの庭のようなのがいい。とてもとても似ても似つかない我が庭だが、夢は夢として、小さな庭にバラを咲かそう。冬には刺ばかり眺めていることになるけれど(笑)。。暮らしとともに変わっていく庭、今は無くなっている植物達にも思い出がある。

 

 (家にいるのにも退屈して美山萱葺きの里へドライブ。  観光客で賑わっていた こうして写真に撮っても、昔にタイムスリップしたかのようなたたずまい)

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(萱葺きの家には今もそこに生活がある。)

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(すぐ隣にある知井八幡宮 江戸時代)

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(本殿の上に四股を踏んでるような、しゃがんでるような人?がいるのが面白い)

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