kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

カラス

明け方にカラスの鳴き声を聴くことがある。ガァーガァーと、とてつもなく汚い声で鳴いている。一体カラスの声帯はどうなっていてあんな声を出すのだろう。

 (秋海棠)

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鳥といえば可愛いかったり、キレイだったリ、はたまた鷲などでも猛禽類の凛々しさが姿に出ているけれど、カラスはどうだろう。ハシブトガラスとかハシボソガラスがポピュラーなカラスのようだが、電柱に止まっているカラスがどっちかまでは、私にはまだ分からないけれど、真っ黒い結構大きな体で汚い声ときて、可愛いとか美しい要素が何もなく、どうしても好きにはなれない鳥ということになる。

 

(花盛りになってきたベコニア)

 

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けれどもカラスは鳥類で最も進化していて知能も高いのだという。生ごみ置場(道路の隅)には青いネットをかぶせて、石の重しも何カ所かにしておいているのに、器用に隙間からネットの中のゴミ袋に穴を開けてゴミを撒き散らしている。ゴミの日には、ゴミ袋を包み込むようにネットでくるむようにしたりして気を使うこの頃だ。二回連続でやられた。いやいや、目撃はしなかったけれど、多分カラスが犯人だ。

 

(ローズマリー  可愛い小さい花を付けている) 

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記憶力もよく、何カ所にも食べ物を貯食して置くのだという。そういう能力があるから、一度カラスに目を付けられたら、何回もゴミ置場を漁りに来るのだろう。そしてこの頃のカラスときたら、人間を怖れない。近くまで行くとちょっと飛びのいて見せるだけの感じだ。人間が舐められているのかも(笑)。

 

(近くを散歩していたら見つけたキノコ  見たことないキノコ) 

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明け方の鳴き声は、縄張り宣言だろうか。鳥の鳴き声が解読出来て、何を仲間に言っているのかが分かると面白いけれど…(笑)。記憶力や判断力もあるというカラス。死んだカラスを紐で吊した棒を立て、カラス達にみせしめのようにしていたのを、 町外れの田畑で見たことがある。カラスの田畑の作物への仕業に、よほど業を煮やしたのだろう。グロテスクな光景ではあるけれど、そうすると効果はてきめん、しばらくカラスが近づかないのだとか。

 

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カラスに天敵は特にいないらしい。と言うことになると、どんどん増えていくのか~。ゴミや残飯の多い都市部は、カラスにとっては楽園なのかもしれない。しばらくはカラスとの戦いが続くので、気を許せない(笑)。

 

(アオサギ じーっとしている)

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庭の植物達、少しでも西日を緩和してやろうと、寒冷紗をラジオタイムやグラハムトーマスの所へかざしてやった。小さい胡蝶蘭も今年は室内で夏越しさせることにした。葉焼けしかけたりしたので。暑い夏は、人間も辛抱、植物も辛抱(笑)。