四月、いよいよ春本番。暖かい昼間に、少しの時間二階で衣類の整理をした。そお、断捨離。不要になった服を選別。時々着てみたりするので時間もかかる。私のワードローブの中は今や手作り服でいっぱいだ。二年くらい前から、恐る恐る作った一作目から、怒涛のように手作り服を制作(笑)。
(近所の桜)
型紙洋裁なので、早い。スピード制作で、2.3日で出来る。物によっては一日。まぁ粗製乱造と言えばいえる(笑)。難しい形は作らないので。自分が着るものなので、いたって気楽に縫える。
(タンポポ 逞しく毎年生えてくる食べられる野草という。葉っぱは苦い味らしいけれど・・・。根も利用できるらしい。でも千切れないように引き抜くのは大変そう。タンポポを見ると暖かい春が来たと実感する)
不要な服の塊をリビングに持って降りて,再吟味。そこでまたいやいやこれはまだ着れるかもしれない、とか、何とかかんとか理由をつけて、捨てる運命とならない物が出てくる(笑)。なかなか本当の断捨離、ミニマリストのようにはならない。思い切りの悪い私。小さいゴミ袋一つに捨てる衣類が詰め込まれた。
(オオイヌノフグリ これは帰化植物という。在来のイヌノフグリは薄いピンクで花も小さい。私はあまり見たことがない。空色のオオイヌノフグリだらけで、そこここで爽やかな空色が目に入って来る)
着ないのになかなか捨てる勇気が出ない物もある。ン万円で買ったスーツとか、大昔新婚旅行で着ていたオーダーメイドの服なども、箱に入れてしまったままだ。細いSサイズを着ていた証拠の品(笑)。ただの無駄な場所ふさぎなのだけれど。手編みのセーターなどもしまってある・・・思い切りが悪い・・・断捨離落第(笑)。
(保津川下り これから桜の季節になると、土日には船がドンドン繰り出される)
昔は私にもあったくびれ。今はいずこへ・・・・。体を締め付けない楽な服が大好きになってしまった。それがどんどんエスカレートしていく。ユルーイ服の中で、どこまで体が自由に成長するのか、恐ろしいけれど、・・・(笑)。恐ろしがりながらも開き直ってしまった私。
(船の後ろからはラフティングのボートが。水の季節到来)
物はなかなか少なくは暮らせない。少ししかないとなんだか寂しい。実用なものばかりだと夢がなくなるのに似ている。あっても無くてもいいものだの、しなくても生活には関係ないことなどをするのが、ヤッパリ楽しい。究極の断捨離とは遠い私ですね。でも時々はユルイ断捨離をしなければ。
(ふと見たら、チューリップの蕾がこんなに上がってきていた)