kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

宇宙アサガオ

乾燥しているのか爽やかで少し涼しめのお天気の日々が続いている。写真展を見たり、昨日、今日は京都合唱祭が岡崎のロームシアターで繰り広げられていて、忙しく動いた週末だった。私達は昨日で、出番が終わった。

 

(宇宙アサガオ5代目   どんな花をつけるのか楽しみ)

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かたずけものをしていたら、「宇宙アサガオ5代目」という種が出てきた。去年にどこかで貰ったものかもしれない。山崎直子宇宙飛行士と共に、宇宙を旅してきたアサガオの種の5代目。早速4、5日前に3粒の種を鉢に蒔いてみた。今日見てみたら、一つが芽を出し双葉を開いていた。どんな色のアサガオだろう。宇宙に行って放射線などを浴びた種。

 

(ゴールデンプラネットの蕾  もうすぐ・・・)

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ちょっと調べてみたら、宇宙における植物の種子のミッションは随分前から行われていたようだ。1971年にアポロ14号が月への3回目の着陸にチャレンジした時には、数百本の木の種子が機長スチュアート ローザにより持ち込まれ、帰還後は「月の木」として広く知れ渡ったという。

 

(去年秋に植えたアスチルベ )

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1994年にはスペースシャトル コロンビア3号で向井飛行士と共に宇宙に行ったツツジの種子、また2000年にはスペースシャトル エンデバーで毛利飛行士が桜の種子をという具合に、様々な試みが行われている。桜の種子は毛利さんの故郷の北海道余市町で育てられ、2006年には花が咲いたという。

 

(アマリリス 狭いスペースに・・・)

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1984年にパークシード社が無人実験室として長期曝露施設衛星を宇宙に送り出したが、その時106種の種、1450万粒が実験された。1年の予定が6年の長きに宇宙にあったらしいが、実験結果としては、長期間にわたり放射線にさらされたり、温度の変化にさらされながらも、地上で発芽生育された種子と比べても、発芽率や遺伝子の異変も認められなかったということだった。

 

(マリアカラスの蕾  もうすぐ・・・・)

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普通の人が宇宙旅行に行ける日もきっと来るだろう。私が生きているかどうかは分からないけれど(笑)。もうすでに予約している人がいるという話題も以前耳にしたことがあるような・・・。無重力の世界を気軽に体験できる日々がやがて訪れる。人間の英知とは実に素晴らしいものだ。

 

(ミニバラ)

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宇宙アサガオが出てきたことで、私の思いも宇宙へ飛んでみた(笑)。