kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

枇杷の花

旅に獲し言葉一つや枇杷の花    石田波郷

午後といふゆるみの刻の枇杷の花  野村登四郎

誰か来そうな空が曇ってゐる枇杷の花  種田山頭火

 

(裏の枇杷の花)

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常緑広葉樹の枇杷の木に花が咲いている。裏にあるこの枇杷の木は、一年中小鳥さんの遊び場だ。濃い緑の大きな固い葉っぱの陰に、白い小さな花が集まって控えめに咲いている。切っても切っても茂って来る葉っぱの中に、ヒヨドリメジロが出たり入ったり。バードウォッチングはこれから冬の楽しみになる。実のなる夏には、その実はほとんど小鳥さんのものになる。

 

(デンドロビュームが開き始めている)

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枇杷の花の花言葉は「治癒」「内気」「静かな思い」、などという。咳止めには葉っぱを煎じて飲む、また、枇杷茶など葉を干してお茶にして飲むと、疲労回復や風邪予防になるという。薬効が多い植物だ。

 

(出先でみたヤツデの花)

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お茶は私もチャレンジしたことがある。でも葉っぱの産毛を取り忘れたので、干して乾いた後に産毛が散乱して大変だった。葉っぱは鉄色のような茶色になるので、お茶の色も茶色。ちなみに枇杷の収穫量の一位は長崎県、二位が千葉県。どちらも温暖な所だ。

 

(二年前に買ったサボテン 大きく成っているけれど・・・花はまだ見ていない)

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食べる実の成るものを作るのはなかなか素人には難しい。ほっておいても出来るのはキウイだけかも(笑)。そのキウイの剪定は覚える気がないのか、いつもやたらと思いつくまま切っているだけなので、翌年実がどうなるのか、定かではない無茶苦茶な切り方をしている。今日もその剪定をやりました(笑)。。。蔓のものは本当に整理が大変。以前固い蔓が反動で私の目を直撃したこともあった。

 

(元気なポトス)

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今日は、振り向いたら枝が目に入りそうになったけれどセーフ。何かすると痛い目に遇う私です(笑)(笑)。

 

(二年前に挿し木をしたパキラ・・・十分しっかりしてきた。)

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