いよいよバラのシーズンに入りました。早いところではとっくにでしょうけれど、我が家ではこれからがバラの開花ピークを迎えます。まぁ言うほどたいしたことはありませんけれど(笑)、何しろ無農薬栽培ですから・・・、それなりに(笑)。
(スパニッシュビューティー)
スパニッシュビューティー、これは一季咲きですが、なんとも華やかな雰囲気の花です。優しいピンク色で直径15センチくらいの大きさです。大輪の花の部類でしょう・・・。開ききると、花びらが波打っていて、とても素敵です。窓から見えるところに棚を造って這わせていますが、毎朝窓越しに見るのがしばらくの間の楽しみになります。
グルスアンデプリッツ、和名「日光」、宮沢賢治が栽培していた花といわれています。細い枝に花を付けるので俯いてきます。悪条件に耐える性質のようで、無農薬栽培の我が家でも咲いてくれます。赤い花がオルレアの白ときれいなコントラストを見せています。
(グルスアンデプリッツ)
粉粧楼、今年は粉粧楼の花がきれいです。植え替えの土が良かったんでしょうか。蕾もたくさんつけてくれましたし、今年の粉粧楼は合格点です。重なり合った薄いピンクがかった白い花びら、一体何枚重なっているんでしょう。雨に当たると花びらが茶色くなるので、庇下に取り込んだり、晴れたら出したり・・・。
(粉粧楼)
ナニワノイバラ、これは昨年までは、陽当たりのいい場所に置いていたのですが、他のバラに場所を空けるため、ハナミズキの下に移動しました。ナニワノイバラはものすごく伸長力が旺盛なので、鉢植えにして育てています。棘はとても鋭く痛いですが、害虫もつかないし、病気にもならないので、他のバラのように気を使うことが全くありません。それをいいことに、ぞんざいに扱っている私です(笑)。でも一重の白い花がいっせいに咲くと、清々しい清楚な美しさがあります。
(ナニワノイバラ)
あと今年一番の楽しみはブラックティーです。昨年我が家の庭に仲間入りしたバラですが、作出は日本、日本人で1973年に作られました。シッカリ太い幹のこの株は、蕾を膨らませています。レンガ色というのか、くすんだ茶系というかそんなような色で花も大きそう。ネーミングもブラックティーとは、素敵ですね。あと数日で咲くでしょう。
しかし、無農薬栽培なので、ここまで咲いてくれるまでには、いくつもゾウムシのおかげで蕾を落としているものがあります。見回っても張り付いているわけにもいきませんしね(笑)。害虫との戦い、険しい道です(笑)。そんな中まだまだ次に咲いてくれるバラがあります。また次回アップしましょう。
(ブラックティーの蕾)
オルレアの林のようになった花壇、クレマチスも花盛りです。フレンチラベンダーも今年も咲きました。
(フレンチラベンダー 奥にはオルレアが)
(クレマチス)
(すずらん)
(エビネ)