狛犬に関する講座があるというので、聴きに行ってきました。聴講を予約していたのに、すっかり忘れてミシンをしていたのですが、スマホの予定の30分前お知らせが鳴り、慌ててすっ飛んで行き間に合いました。
(まだ咲いているヒマワリ)
狛犬が神社の参道に置かれるようになったのは、江戸時代、それも元禄時代あたりから盛んになったといいます。以前宮津の北前船資料館の狛犬展を見に行った時に、小さい木造の狛犬が沢山並べてありました。これはどういう所に置いてあったのかと気になっていましたが、この講座で、それらは神社の縁の上とか、室内とかに置かれていたものと分かりました。
そして狛犬には出雲系と浪花系、岡崎系、その他に大体分類されるそう。京都府の真ん中あたりから南は浪花系の狛犬ばかりとか。そして北の方は出雲系が多くなっていると、府内でも狛犬の系統が分かれているということでした。なるほどね、北の方は北前船で出雲から青森まで、日本海側には出雲系が多いんだとか。
(サルスベリが咲き始めました)
ちなみに出雲系は島根県の来待石を使って造っていて、台座に牡丹の花やなにか彫ってあると、浪花系の狛犬は尾っぽが扇型になっているとか。ちょとした知識も得てきました。
(挿し木から育ったランタナ)
若い時は神社など、ほとんど興味もなかったのに、ちょっと神社についての勉強したり、知識を得ると、それに伴ってまた他のことにも興味がひろがったり、全く生活に関係ないことなのに、時々自分でも可笑しく思います。でも、神社などに行った時、ちょっとした知識があると、今まで素通りしていた所も見れたり、分かったりするので、面白くなりますね。
(西洋ナデシコ)
ここ2、3日、エアコンの効いた部屋で、ミシンで縫物仕事をしていました。早業の型紙洋裁で3着くらい作りました。縫物も楽しいです。
暑いので庭の水やりに追われます。