今年もまた、風雅な友人から鈴虫をもらってきた。この友人は、毎年鈴虫のタマゴを自宅で孵化させて、見事成虫にまで育てている。私も何回ももらって鳴き声を楽しむのだけれど、冬の管理が出来ず、いつも消滅してしまっている。飼育が下手な私には孵化させるなんて、信じられない技だ。もらい受けた鈴虫がリンリンと鳴きだす頃は、夜が賑やかになる(笑)。
(百日紅が咲きはじめた)
暑い夏、中南米出身のパキラなど、どんどん新しい葉っぱを出して窓辺が暗くなるほどの勢いだ。パキラは1月のタイ旅行中に、底冷えの部屋での一週間の留守番に、すっかり葉っぱを落としてしまい、ずいぶん心配した。丸坊主になった哀れなパキラの元気な復活には一安心した。調べたらパキラは何処から切り戻しても脇から芽が出てくるというので、気も楽になった。挿し木をしたパキラも元気に育っている。
(今のパキラ 下にあるポトスも元気がいい)
(庭のあちこちに秋海棠が。)
暖かい地域といえば、ずいぶん前シンガポールに行ったとき、道路沿いの街路樹にシンピジュームが着生して咲きこぼれていて、とても印象的だった。結構木の高いところにも着生していたりしていて、車窓からのシンピジュームの花の眺めが、私には珍しく、今でも思い出すことのひとつだ。人の手によって着生させたのだろうけれど~。
(この赤胆紅心だけは咲かせている 花も長持ち)
シンピジュームは、夏のうちは半日陰がいいらしいのだけど、私は少々葉焼けしても太陽に当てておくと花付きがいい気がして、西日は避けるけれども日の当たる所に置いている。
(収穫のピークだろうか ミニトマトとミョウガ 甘酢漬けにもしてみた)
シンピジュームにしろバラにしろ、花が咲いていない時期の世話の仕方で、次の時期の花の咲き方が違って来る。地道な世話の差が花に現れる。通りすがりの家々の入口付近に置かれた植物の一鉢やお庭などを、そう思って眺めると何だか趣が深い。庭作りにも植物の選び方にも、個性が表れていて面白い。
(毎回登場の木立ベゴニア 私の夏のお気に入り花)
(額アジサイ?多分そうだったと思う。柏葉紫陽花も挿し木したのだけれど、咲くまでハッキリ分からない(笑)。4本挿して全部成功 友達にもあげた。ちょっとの空きスペースに植えてみた)
今週末から我が家には豆台風がやって来る。タイの孫達二人(女の子と男の子)が二週間近く滞在する。久しぶりの日本で親から離れての長い滞在、初めてのことだけど、出来るのかしら。ちょっぴり心配もありながら、きっとこういう経験を重ねると、ぐっと成長するだろうなと思う。若い脳細胞に刻まれる日本とタイの体験、子供の心にはどのように写っているのだろうか。
(自己流で寄せ植えをしてみた。センニチコウ 日々草 ペンタス ちょっとバランスが変かも)
やんちゃな豆台風、9才と6才、大賑やかになる我が家、ブログの更新も途絶える可能性が大きい予感。体力をつけておかねば~(笑)。
(土手の夏景色)