kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

久しぶりの出会い

台風や大雨の災害に遭われた方々にお見舞い申しあげます。災害が多くなった気がする。温暖化のせいだという。日本中北から南、どこもかしこも自然災害に見舞われる。大昔から日本列島は、こうして災害に見舞われては立て直し、立て直してはまた災害に見舞われるということを繰り返してきたのだろうか。

 

(ツダンホンシン  蕾が可愛い)

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こうしたことが、日本人の性格、自然災害にはどうしようもないという諦めと、耐えるしかないという忍耐強さの基になっているのかも知れない。

 

(シャルル ド ミル 開きかけがどの花もキレイ)

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まだまだ続く台風シーズン、避難所や災害の様子がテレビで映し出されると、ホントに胸が痛む。災害の多い国ランキングでは、日本はかなり上位にあったように記憶しているけれど~。「災害は忘れた頃にやって来る」寺田寅彦の言葉を噛み締めよう。

 

(ノスタルジア  今年は夏剪定をあまりしなかったので 今咲いている)

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ところで少し前、帰りの電車に乗っていたら、途中の駅から着物姿の老婦人が乗ってきた。暑い時にキチンと絽の着物だろうか、薄地のグレーの無地の着物を着ていて、斜め前に座ったので、さりげなく顔を見たら、髪は真っ白なのだけれど、顔の目鼻立ちが何だか見たことが有るような顔なので、ちょっとまじまじと見ていたら、相手も気がつき私の顔に思い当たったようで、アラーっという声を上げ、互いの名前を呼び確認した。(笑)

 (モナ リザ)

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茶道の先生の彼女はお茶会の帰りだったが、もう随分前にやっていた(25年位前に辞めている)朗読ボランティアの仲間で、20年以上振りで出会ったのだった。

 

私より年上の彼女は、若かった時と違って、髪も真っ白だったのだからひと目では分からないのだけど、顔は変わらず分かるものだなということに、私はちょっとした驚きを感じた。自分では変わっていないと思っている私自身は、どう見えたのだろうか(笑)。それは孫達が来る前の日のことだった。ひと月以上経って、ようやく今日ランチをして、久々の話に花が咲いた。

 

(ロイヤル サンセット) 

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男性の方が顔の回りの変貌率は高いので(笑)、同窓会などではエエーッと思ったりすることもあるけれど、やはり顔を見るとその昔の面影が残っていて誰だか思い出せるものだし~(笑)。

 (ゴールデン プラネット)

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セキュリティでも顔認証というのがあるらしいけれど、脳の中では、素早く顔認証のシステムを稼動させて思い出す操作をしていることになる。顔は変わらないけれど、顔付きはやはりその人の過ごしてきた人生が反映するのかもしれない。

 

(毎日の買い物バック  今まで使っていたものが擦り切れてきたので、今度は赤系で作ってみた。ボウタイのパターンで)

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久しぶりの偶然の出会いから、また楽しいひと時を持つことが出来た。