キルト作家の、キャッシー中島さんのパッチ展があったので、友達と行ってきた。ハワイアンパッチの見事な出来栄えの大作がズラリと展示されていた。何冊もパッチワークの本を出し、全国に教室を何カ所も持ち、日本を代表する作家の一人だ。俳優勝野洋の奥さんでもある。誰もが憧れるキャッシー中島さん。私も三冊の本を持っている。
(秋を見つけに 彼岸花があぜ道に)
ハワイアンパッチは鮮やかな色なのがいい。濁った色というのがない。私は濁った色、くすんだ色はあまり好みではないけれど。まぁ勿論色は使い方次第ではあるけれど。鮮やか故に、日本の家に飾るのに合うかといえば、なかなか合う家は難しい気はするけれど~場所を選ぶ色合いではある。(笑)私もバックから小物、タペストリーなど作ってはいる。
(会場入り口にある撮影オッケイのもの)
(ハワイアンパッチとは 七月ごろ私が作ってた鍋つかみ こんな感じのもの 会場では大作がずらり。)
パッチを趣味にしているオバサンの群れが、続々と会場に入っていった。オバサンの中には私も入っているけれど(笑)。若い人でパッチをやる人は、今は少ないのだろうか。何しろ膨大な時間がかかるものだから~。生キャッシーさんが、パッチ商品や本を売っているコーナーにいた。テレビで見るのと同じ華やかなお顔と姿だった。素晴らしい作品は上の一枚のみ撮影オッケイ。
(柿)
コーラスは大勢でやる趣味、パッチは一人で黙々と縫っていく趣味。声も出なくなった老後に、または動けなくなっても、手さえ動けば一人でも楽しめる、なんてこともパッチを始めた20年以上前には、考えたりした。
老後を過ごすには孤独に強くなっていなければならない、人は孤独な時間を持たない限り自分を発見しない、とか曾野綾子さんが書いていたと思う。
(萩)
確かに先々にはそれは必要かもしれない。孤立とは全く違う孤独、孤独であってもそれを楽しめる自分が将来いてくれたら~、今から練習が必要かも(笑)。。。