台風が去り、朝晩秋らしくなってきた。9月は異常気象で、振り返れば雨ばかりだった。いつの間にかあんなに喧しく鳴いていた鈴虫達も、しばらく前から鳴かなくなり、あと数匹の雌だけになっている。昆虫達の生態とは言え、毎年卵を産んで死に絶えていく繰り返しに、何だか切ないものも感じる。卵を孵化させられればいいのだけたど、その技はなかなか私には難しい。
オリンピックのパレードも沢山の人を集めて盛大に行われた。もう少し早く行えたら良かったのにとも、私など素人考えでは思うのだけど、色々準備や警備には時間がかかるのだろう。選手達は皆笑顔だったけれど、特にパラリンピックの選手達が笑顔いっぱいで、私はそれを見て良かったなと、心から思った。
(ロイヤルサンセット)
車椅子テニスにしろバスケットボールにしろ、凄くハードな動きで驚かされる。スイミング等も自分がやっているので分かるのだけれど、体のバランスが結構影響もする。
(ベルヘットセージの紫が いいアクセントに)
目をつむって背泳ぎをすると、真っすぐには泳げない。手足ではなく、目というのが意外にも泳ぐのに重要な働きをしているのだなと、日頃から感じている私には、様々な障害を持ちながらシッカリ泳いでいる選手達には、凄いの一言しかない。そして力を出しきった後の笑顔が本当に良かった。
(年数が数十年経つキウイ 老木かも)
勿論そこへたどり着くまでの努力も思うし、様々な障害とも戦っていると思うけれど、人間の適応能力の力強さも感じさせてくれて、私達に勇気をもらう。これでダメと諦めず、前向きに頑張ることの大切さを。潜在能力というものが誰にでもあり、その気になりさえしたら、何歳からでも、能力を何かしら出すことは出来るのじゃないかと。
(風蝶草 これは随分丈が低い 私が思ってたのとは違うけれど買った時期が悪かったのかな。夏の日によその庭で時たま見かけるクレオメ 風蝶草、なんだかぴったりな名前 )
さてさて我家の庭では、毎日ジッと睨んでいるのだけど、ストックと違いアガパンサスの種はなかなか芽が出ない。ちょっとだけ顔を出しているけれど、遅い展開だ。諦めずに見守って見ようか。(笑)キウイも、あとひと月もしたら収穫できそうに実っている。