秋晴れの日も続き、過ごしやすい日々となった。日曜日、びわ湖ホールで、私が入っている合唱団の指揮者先生が持つ、五つの合唱団が集結してジョイントコンサートを行った。「歌が好き 心はひとつ」のタイトルでコンサートが開かれ、それぞれの合唱団がワンステージずつ合唱を演奏して、最後のステージでは、五つの団体全員、少年少女も含む150名以上での合同合唱をしてステージを終えた。
(オンシジューム)
今回私の合唱団が歌った曲はロッシーニの「三つの聖歌」をイタリア語で。合同合唱ではモーツァルトの「アヴェヴェルムコルプス」(ラテン語)、シューベルトの「Gott meine Zuversicht」(神は我が守り)これはドイツ語で歌い、日本人作曲家新実徳英「聞こえる」シュトラウス「ラデツキーマーチ」等四曲を大人数で歌った。
(ロビーから琵琶湖が見える美しい眺め この日は雲が多かったから少し残念)
会場は琵琶湖の湖岸にありロケーションもよく、オペラ等も度々演奏されている1800席くらいある関西でも良い響きで屈指のホール。1400人以上の観客席で埋まり、喜びを感じながら日頃の練習成果を発揮したのだった。
(会場客席 リハーサルの前に撮影 この座席が沢山の観客でいっぱいに)
今回で三回目のジョイントコンサートなのだけれど、ジョイントコンサートの次回は未定。まだまだお元気な指揮者先生も80才。大勢の声を集めて歌ったモーツァルトでは、曲が終わると指揮者先生も、しばしの間ジィ~ンとしてしておられた。音質を揃えるという難しいことを、日頃の練習から徹底したご指導を受けている150人からの大勢が作り出す音楽。大勢の観客に聴いていただいているのを、舞台の上から見ながら、私自身も演奏する緊張と喜びと感謝の気持ちを抱いた。
合唱人としての、私の今年の合唱イベントはこれで全て終わった。打ち上げのビールは美味しかった(o^~^o)。勿論まだまだ練習は、来年夏の単独コンサートに向けて、引き続きあるのだけど(笑)。私自身もまだまだ歌うつもり満々(笑)。
(ミニバラ )
それにしても、1月のモーツァルトの「戴冠ミサ曲」から始まり、6月のマーラーのシンフォニー3番、そして11月のジョイントコンサートと、合唱生活としてはとても充実した年であった。マーラーは、オーケストラ演奏との共演が、女声合唱として初体験で、とても楽しかった。
(クリスマスホーリー)
好きなことが続けられることに感謝。「今」が大事。