世界のあちこちで大きな変化が起こって来ている中、私は萩から下関、門司、鞆の浦と夫とノンビリとドライブ旅行をしてきた(笑)。 山口県の萩、明治維新の立役者達が活躍して、そこから踊り出た所。以前にも行ったことがあるのだけど、ずいぶん前になるので、何年も前からもう一度行きたいとの思いが募っていた。
(指月城跡)
午後3時頃に萩に到着。1番に萩城跡、指月公園へ行った。中国道を疾走中は、いいお天気でドライブ日和だったのに、どんよりと雨もようになりそうな空模様になっていた。
(志都岐山神社 毛利家の神社)
あんなに明治維新のスター達を排出して、政府の中心を握っていたであろうに、城が無くなってしまうとは、残念な気がする。廃城令等日本中に出す方の側として、自分達の所を残しておくことは出来なかったのだろうけれど~。城好きな私には惜しい、との思いが。
(白壁の塀が続く道)
指月城は海に面した所にあって、他の多くの城とは雰囲気が違う。ツワブキが群れ咲いている城跡を歩き、城の在った石垣に登り想像したりした。
翌日は雨、維新のスター達のいた萩の城下町をあちこち歩いた。高杉晋作、伊藤博文、上級武士の口羽家住宅、勿論吉田松蔭の松下村塾、など幕末の歴史に名を残した人達の家等を見た。松下村塾など、とても小さな部屋で松蔭が講義していたのだが、、確かその松蔭が教えたのも、ごくわずかな期間だったというけれど。松陰の門下生は多い。
(高杉晋作の生家)
(伊藤博文の家)
日本史の中でも幕末の歴史が、ことのほか面白いけれど、本州の端の長州や薩摩、土佐等果てから立ち上がり、一大革命を起こしたというのが、本当に不思議に思える。
(松下村塾)
(松陰神社)
(東光寺 毛利家の菩提寺)
白壁の続く細いしっとりとした道。塀に重い実をもたれさせている夏みかん。あっちにもこっちにも夏みかんの木が植えてあり、それも何だかいい雰囲気を出している。萩をもう一度訪れることが出来て良かった。
(中国道では紅葉が綺麗だった)
今回そそっかしい私は、またまた失敗をした。カメラを持って行ったのはいいのだけれど、マクロレンズのままだったので、ほとんどスマホ頼りになってしまった。トホホな私でした。その上初日のホテルで、充電器を忘れたので、その後チビチビと使うはめになり、家に帰るまでヒヤヒヤしていた。ひたすら写真だけをパシャパシャと撮っていた。
そうそうどこだったかなあ、サービスエリアでトイレ休憩した時、手洗いの水道の所に、「お湯が出ます」と書いてあり、なんて親切なサービスだろうと感心した。本当に高速道路のトイレはキレイだし進化している。洋式が多くなり、喜ばしい。