エメラルド寺院 ワット ポー
博物館に行ったその足で、王宮のワットプラケオ、エメラルド寺院とワット ポーを観光した。今回が初めてのタイ観光の友達がいるので、三大ワットのうちの二つを見て回った。
(本堂 中は撮影禁止)
昨年も見て回ったのだけれど、何回見てもタイのきらびやかそのものの寺院には、日本の古色蒼然とした寺を見ている目には、驚きをもって目を見ひらかされる。唯一金閣寺があるけれども・・・タイのきらびやかさには及ばない。日本には木材しか豊富な資源がなかったからだろうか・・・・。
観光客でひしめいている入り口で靴を脱いで、本堂に上がる。本堂の中もいっぱいの人で、遠く正面上の方に小さい仏像が緑色をして見える。ヒスイで作られているようだが、エメラルド色に輝くので、エメラルド寺院と呼ばれているとか。遠くに輝く仏像を見上げながら、混み混みの本堂を出るしかなかった。スリランカ様式で建てられた仏舎利塔などを見ながら、出口の方へ進んで行った。夫はヒラヒラとステテコ風のズボンをはためかせて歩いていた(笑)。
(スリランカ様式の仏舎利塔 ここに3つの様式の仏舎利塔が並んでいる)
その後、ワット ポーを見学。巨大な寝釈迦像が黄金色に輝いている。大きすぎて、全身を写すのは無理。博物館の終り頃にバッテリー切れした私は、それからこの日はスマホ撮影。
(初期の王様の遺骨を納めた仏塔)
この寺院には、ラーマ3世により、医術や天文学、歴史学の学問所が設けられたという。その中に、タイ古式マッサージの学校があるらしく、そこで学んだ人達がタイ古式マッサージの店を出しているのかもしれない。プロンポンでお嫁さんに連れられて私が行ったマッサージ店が「ワット ポー」だったのもこれで分かった。なるほどね。。
(寝釈迦は全身金箔で覆われてまばゆいばかり そして巨大 )
ぐるりと寝釈迦象の周りをめぐり、反対側に行くと、壁際にお坊さんが托鉢に行く時の鉢のようなものがずらりと並んでいる。20バーツを1バーツ20枚コインに替えて、願い事を唱えながら、一つずつコインを鉢に入れて行く。もちろんしてもしなくてもいいのだけれど、私達はやろうと言ってバーツをコインに替えた。
私は1つずつカーンという音をさせて器に落としながら「健康お願いします」「膝が悪くなりませんように」などと自分のことも願いをしながら、出口の方にまで続く器の最後まで入れ続けた。もちろん家族のことも願いましたよ(笑)。そんな願い事をするものでは、ひょっとしたらないのかもしれないのだけど・・・・。
ジリジリ暑いこの日、青空の下にきらびやかなワットが映える。券を見せると水のペットボトルをもらえる所に走り寄り、喉を潤した。
この後、足が棒、膝も限界ながら、チャーターしている車もあることから、サイアムのパラゴンデパートまで行き、そこで夕ご飯を食べることにしたのだった。