フランス大統領選挙も終わった。韓国の大統領選挙も終わった。世界は動いている。それにしてもフランスとは何という国なんだろう。マクロンさん。子供が三人もいた24才も年上の妻、教師と教え子。略奪愛のような結婚。そして大統領。何というドラマティックな人生。仕事としても投資銀行の副社長まで登りつめ、大金持ちという。ドラマにしても出来過ぎている(笑)。
(グラスアンアーヘンの蕾)
しかし、プライベートとはいえそういう結婚が、大統領の仕事とは関係なく選ばれ、国民がそれを当然なこととする、というのも懐が深い。というか私達の常識規範範疇にはないことだと思う。
(モナリザの蕾)
それは人間に対する考え方の違いだろうか。やはり東洋では、人の上に立つ人間には、それなりの徳を持っているのが当然であり、持つべきだくらいの考えがあるのだと思う。長い間のそういう考えがDNAとしてもしみ込んでいるので、フランスに感心はしても、日本ではなかなかそうはならないと思う。愛にも徳が求められる気がする・・・。
(スパニッシュビューティーの蕾)
それが行き過ぎると完璧な人間を求めて、ちょっとでもはずれると大バッシングされたりすることになる。そんな完璧な人間はいないのだから、今の時代トップに立つのも大変なことだと思うけれど。
(メアリーローズの蕾)
それにしても一番の衝撃は24才年上妻、というところだ。ふた回りまでいくと、母親と息子の年の差のようで、自分で想像してもすんなりとは消化出来ない。まぁ大多数の人もそう思うと思う。フランスとは恋愛観はかなり違うということなのか。
(マダム アルフレッド キャリエール これは裏の庇の下に枝を誘導したもの いつもより蕾が多い 十年以上たっている木 幹がかなり太くなっている これは地植え)
愛の格言を~
恋をし同時に賢くあることは不可能なり
シルス
人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる
恋ははしかのようなもので、遅くかかると始末が悪い
ジェロルド
結婚とは、まさしく相互の誤解にもとずくものである
ワイルド
結婚前には目を開き、結婚してからは目をつむっていることだ
フラー
(ナニワノイバラ 一季咲きの花 木の勢いが悪くなったのか花が少ない)
あらあら情熱的なマクロンさんの恋愛の話から、なんだか夢のない現実的な格言を書いてしまった。マクロンさんの生涯は、映画やドラマにきっとなるでしょう。これからどんな大統領としての働きをするのだろうか。動いている世界と日本も繋がっている。世界の動きを見つめていよう。
(スズラン 葉っぱを食害する虫取りが朝の日課に・・・)
美しくて可愛いバラの蕾たちを写してみた。バラも人間も蕾の時がいいのかしら(笑)。