kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

運動会&弦楽アンサンブル

いいお天気の日曜日、無事町民運動会が終わった。その二日前、結構強い雨が一日中降っていたので、心配していた。土曜日の午前中もシトシト雨が降ったり止んだり。土曜日は午後から区長達役員は準備作業をしたのだけれど(我が家は今年は区長の役)、グラウンドの水を吸い取る作業などひとしきりしたようだ。

 

(ホトトギスがどんどん増えている)

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気象衛星のおかげで予報はかなり的中度が高い。日曜日は晴れと出ていたらその通りになった。順延とかになると連絡も煩雑、区の役の仕事として夏の地蔵盆と10月の運動会が一番の大仕事だ。

 

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体育委員が主に動いているのだけれど、何事もスムースに運んでほしいのだ。やれやれこれで終わりホッとした。ふふふ、運動会に参加してたのは夫なのだけれど・・・でも、私もその準備の会議、区の取りまとめ役をしているので、ホッとしてもバチは当たらないでしょう。

 

(メアリーローズ)

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こうした地域の細胞のような小さい単位の集団でも、会議で決められたことが着実になされ、人も動かしていくというのが、よく考えたら「さすが日本人」ということなのかもしれないと、思ったりする。意見は言うが、それでも大筋に向かって全員で行く。それぞれの持ち場部署の仕事を真面目にこなしてくれる。何事をするにも時間通りキチンと進行していく。ひと月一度の区の会議でも、決められた時間に遅れて来る人はほとんどなく、時間通りに始まる。

 

 

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いや、この時間通りとか、キチンとというのは、やはり日本人の特徴なのかもしれない。三月にタイのバンコックに行ったとき、孫達のインターナショナルスクールでフェスティバルがあるというので見に行ったのだけれど、華やかで賑やかなんだけれども、日本式のキチンと開会の辞のごとき固い雰囲気はなかった。校長先生が壇上で話をした(英語なので何を言っているのか分からなかった(笑))けれど、それでもガヤガヤいつの間にか始まって、いつの間にか終わるというふうに日本人には見えてしまう。なごやかではあるけれど。

 

(プリンセスクラウン マルガリータ この花色もとてもいい、まだ株が小さい)

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翌日の今日は、弦楽アンサンブルコンサートを聴きに行って来た。ゆっくりCDを聴くということも、最近減って来てしまった私だけれど、生の音楽はやっぱりいい。本邦初演のマルセル ポートの「八十奏曲」とビバルディーの「四季」だった。有名なビバルディーは耳慣れているので、その世界に入りやすい。しばし音の世界に耽溺した。

 

(あとひと月もしたら収穫できそうなキウイ)

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今「モーツァルトの手紙」という本を読んでいるのだけれど、パッチの合間、テレビの合間に読んでいるので、いつ読了するのか分からないスピードなのだけれど、あの大モーツァルトも、当時就職口の良い所がなかなかなく、困っている様子が書かれている。侯爵に口添えしてもらったり、様々にあの天才モーツァルトも苦労をしていた。

 

(いつも心和む土手の景色 コスモスと柿)

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モーッァルトのミサ曲の大半は二十歳くらいまでに書かれたものとか。本当に大天才だったことが分かる。モーツァルトが描かれている映画を見ると、上流階級の家で音楽を聴いたりするパーティーで、小オーケストラの演奏やピアノ伴奏で歌手がアリアを歌って聴かせたりとかの場面が出てくる。

 

(道端の芙蓉とカリン  スマホで )

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音楽はもともとそのくらい小さい所で聴くのが一番相応しいのかもしれない。今日聴いたアンサンブルは小さいホールだったので良かった。現代の二千人くらいも入る大ホールの音楽は、ちょっと大き過ぎるような気が私はするけれど。

運動の秋、音楽芸術の秋・・・・。区長の秋の仕事はまだあります(笑)。。