スパニッシュビューティーとナニワノイバラが開いた。一季咲きのバラ達は、一年間の気を一気に吐き出すように、この時期に生命をほとばしらせる。それだけに、一季咲きは好きな花が多い。20世紀最高傑作と言われるスパニッシュビューティー、濃過ぎず、薄過ぎないピンクの波打つ花びらが集まりがうつむいて咲く。窓辺に植えているので、毎日室内から眺めている。
(スパニッシュビューティー)
このスパニッシュビューティーは、友達から枝を頂いて、挿し木上手な別のバラ友達が、挿し木苗にしてくれたものだった。もうそれから七年経っているのだけれど、一、二年でグングン大きくなっていった。やっぱり地植えは違うものだ。二階のベランダまで伸びて、一度太い枝を切ったりした。挿し木苗でも、いや挿し木苗の方がしっかり生育する感じがする我が家のバラ(笑)。
ナニワノイバラ、これも十年以上前に、友達からかなり大きい苗をもらったものだった。台湾原産のツルバラというが、丈夫で虫もつかず、ほっておくと手に負えないように大きく暴れたりする、棘が鋭く痛いバラだ。なので、我が家は狭い庭なので鉢植えにしてあまり大きくならないようにしている。
去年、庭のわずかな壁面をアンジェラに譲らせ、ナニワノイバラはハナミズキの下にお引越しさせた。ハナミズキの木にからまってもいいなと・・・・。白い清楚な一重の花がいっせいに咲くと本当にキレイ。でも、お引越しさせたので、環境が変わり今年はあまり木が充実していないように見える。花も少ない。強いバラなのでまた復活すると思うけれど(笑)。
メアリーローズも今盛り。今年もこれから次々咲いてくれるはず。
狭い庭で、いかに増えていくバラ達の置き場所を作るかが課題の我が家の庭、家を建てた当時から庭にあったサツキ3株を、思い切って根元から伐採してしまった(笑)。我が家ではサツキやツツジが私のハサミの被害に遭っている(笑)。根を掘り出す重労働はまだしていないので、あちこちから葉っぱがでてくるかも・・・。ある日庭の隅を見たら、私がそうして伐採した枝を、夫が挿し木にしているのだけれど、どうするつもりなんでしょうね(笑)・・・。
裏庭のスズランも花盛り、プランター植えは、葉っぱも虫に相当食べられてますけど・・・。
ハナミズキの根元にシラン。
今日の庭の様子でした。