プロンポン界隈
BTSの最寄り駅はプロンポン駅、sukhumvit (スクンビット) soi (ソイ) 24辺りは、東京で言えば六本木あたりに当たるらしい。繁華街で四六時中車は通っているし、高級ホテルも林立しているし、高級デパート有りの賑やかな所。ソイというのは、「通り」ということらしく、ソイ11とかソイ22とか通り名がある。日本人が多く住んでいる所でもある。
(プロンポン駅から)
(あちこちで咲いている朱色の花 サルスベリのような感じもするけれど・・・)
(個性的な形のビルディングが多い)
プロンポン駅を曲がって、エンポリアムホテルを通り過ぎると、ベンチャシリ公園がある。平日の午前中、まだ九時台なので公園にいる人も少ない。大都会の中にある緑のオアシス。…と言ってみたけれど、バンコクは緑が多い、コンクリート砂漠ではない気がする。面積4700平方メートルあり、1992年にシリキット王妃の還暦を記念して建設されたという。
(ベンチャシリ公園)
(女性達はヨガをやつている風だった)
タイでは非常に王室が国民の間に浸透している。王族が尊敬を集めているらしく、王様の大きな肖像写真などが道沿いに掲げられているのを見る。タイ王室は日本の皇室とお親しいけれど、その立ち位置は似ているようで違うし、王様の生活が豪奢なのは、皇室の簡素、質素を宗としているようなありようとは全く違うのが分かる。こちらの王室は絢爛豪華。観光地となっている昔の宮殿を見て思う。
フットマッサージ
1人で朝の散歩をした後はフツトマッサージに行った。おしゃれなガラスウィンドのARBORAという店の中には、椅子が5、6台置かれていた。まだ開店したばかりの一番客として入店した。カタコトの日本語を話せるマネージャーのような人がいて、フットマッサージのメニューを選び座り心地の良い椅子に座った。オイルマッサージとかメニューはいろいろあるのだけれど、足はただもみほぐし血流を良くして欲しいだけなので、一時間のマッサージに。
(アラーッこんな姿お見せしちゃいますけど・・・いい気持ち(笑))
私は店の中まで靴を履いて入っていったのだけれど、その次に来た人たちはドアの外で履物を脱いでいた。タイも室内では靴などを脱ぎ、素足で過ごす文化のようだ。息子のマンションでも、玄関という区切った場所はなく、ドアを開けたら、その辺りに靴置き場を作って脱いでいる。フラットな床は室内とひと続き。室内で靴を脱ぐのは日本だけではなさそうだ。
背もたれを倒されて目をつぶり、一時間フットマッサージ。美容院での洗髪やボディーマッサージなど、他人に身を委ねてしてもらうことは、何とも贅沢な気持ちがして心地よいものだ。日頃のあくせくして暮らしていることを、ひとときでも忘れさせてくれる。足も軽くなりフツトマッサージ店を後にした。
ジム トンプソンのセール
午後は息子の嫁と三人でジムトンプソンの三日間限りのセールに行った。偶然にセールとぶつかった今回の旅行、ラッキーなのか・・・その日は初日。BTSに数駅乗り、たどり着く。昨年はジムトンプソンの本店とアウトレットの両方に行ったのだけれど、今回は全く違う体育館のような広い広い場所でやっていた。
お目当ての品を探しながら、お土産にも・・・とか頭をよぎったり、シヨッピングタイムを一時間とり、それぞれ各自で見て回わり、後刻集合することにした。クッションからスカーフ、ストール、服、バッグ、小物など色々商品は取り揃えられている。半額くらいになっているものもあり、お買い得。
(売り場の外の喫茶コーナー 舞台で踊りをおどっていた)
普段は無駄を省く生活をしている私だけれど、旅に出ると財布のヒモは緩みがち。しかもタイには人生でもう一生訪れることは無いだろうと思うとよけいだ。四度も訪れたのも奇縁だけれど、もうもう無い、断言できる、・・・と思う(笑)。