kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

書展とコンサート

末は書展とコンサートに出向きました。

書展は毎年行われている友達の書展です。賞を何度ももらっている友達の書は、力強く、きりっとしながら風格のある文字です。お弟子さん達の書も、それぞれ素晴らしく、ひととき書の世界に浸りました。

 

 

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の日は寝屋川市のアルカスホールで、アマチュアアンサンブル、大阪モーツァルトアンサンブルのコンサートがありました。今年は、モーツァルトの父親、レオポルド モーツァルトの生誕300年に当たるとかで、レオポルドの作品も演奏されました。

 

ーッァルトと言えば、映画「アマデウス」などでも知られていますが、ちょっとやんちゃでおどけ者の天才少年のように、イメージされています。そんなに詳しい私ではありませんが、モーツァルトの曲は、明るくて軽快、キラキラしている感じがします。そのほとんどのミサ曲は、二十歳くらいまでに作曲されているようで、さすがに天才そのものです。モーツァルトはオルガンの奏者としても、大変な天才だったようです。

 

(アルカスホール)

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「モーツァルトの手紙」という父親に当てた手紙類を集めた本も読みましたが、いつもお金に困っていて、暮らしが大変そうな手紙です。父親との不仲や、人間関係などや、悩みも尽きない事柄が、飾らずに書かれています。

 

(大阪モーツァルトアンサンブル)

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の日は、ファゴット管弦楽のための協奏曲 変ロ長調 KV191が、客演のファゴット奏者を迎え、演奏されましたが、私の席の二つ前に座っている白髪の男の方が、ファゴットのメロディーを、頭を動かしながらなぞっているのが見えました。それはずーっと続き、なんだかそれが気になって、音楽が頭に入らないくらいでした(笑)。。。

 

 

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でも、その後の曲でも、やはり同じように曲に合わせて頭を振り振りしていたので、逆に感心してしまいました。きっとモーツァルトの音楽に詳しい方なんじゃないだろうか、音楽を教える立場のような人で、よくよく知っているのだろうか・・・とかさまざまイメージを膨らませてみたりして。。

 

(京阪寝屋川市駅)

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楽にこうして浸れるのも、アマチュアだからということもありますし、プロの音楽家はそれは素晴らしいのですが、内面的に楽しめるということから考えると、アマチュアが一番音楽を楽しみながら追求できる立場にいると思います。純粋に好きだからやっているという単純な構図になりますし。プロのように、ねばならない、上手いのは当たり前の大前提がないですから。

 

(我が家に新顔 デンドロビューム ピエラルディー  幼苗 成長が楽しみ)

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大を卒業してもごくごく一部分、一握りの人しかステージでの成功はなかなか得られない、なかなか立てない世界でもありますし、厳しいプロの狭き門ですね。

 

マチュアがいいのは、コーラスなどは特にそうです。プロ合唱団は少ないですし、日本のほとんどがアマチュアコーラスグループです。しかし、非常にレベルも高くなっていますし、NHK合唱コンクールなどもあり、私の学生時代などはとても盛り上がっていました。最近は中学、高校の合唱部が少なくなっているのか、それより魅力的な部活があるのか、裾野がだんだんやせほそっているかのような気がしてきているけれど、どうなんでしょう。

 

(万両)

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動してもらえる演奏をするには、上手いだけでは何故かダメで、少し下手でもとても感動するステージもありますし、なかなか難しいものです。表現力の問題でしょうか・・・。アマチュアコーラスグループの私達の女声合唱団も、日々より良い音楽の高みを目指して、練習に励んでいますけれど・・・。