今年もバラの講習会、行ってきました。講習会に行ったからと言って、バラの育て方が急に上手くなるわけではありませんが・・・(笑)。でも、バラという植物についての理解が深まります。バラは丈夫な植物なんですって。要は土が大事、肥料じゃないと。
(始まる前の会場 60人くらい集まりました)
室内での講習は、バラの作業についての説明と、接ぎ木のやり方を実演してくださいました。今年は講師の方が変わり、初お目見えの方でした。接ぎ木は野茨の根に付けるのですが、切り接ぎと根接ぎがあるようです。私は接ぎ木まではしないだろうと思いながら、説明を聞いていました。
(野茨の根)
(根接ぎ)
(切り接ぎ)
次には外へ出て、バラ園での剪定の実際。これは本当に驚きます。70~80センチ位のバラの木、それだけでも十分剪定されているかのように私には思えるのですが、それをバチバチ切り取っていくのです。去年伸びたシュートと古い幹とか、枝にも色々あるんです。先生はこれは去年切った跡ですね、とか瞬時に見極めて判断されますが、素人にはなかなか・・・。そして見る見るうちにかなりの短髪(笑)ではない、短幹となりました。
「剪定は概ね2月10日頃までにやるのがいいが、今やっても大丈夫」、と言われたんですよね。我が家の気になっている古株のメアリーローズが頭に浮かびました。これはどうしたものかと思っていたので、帰宅してからすぐにバチバチ切り、身軽にしてやりました。幹もハクロウ化しているような木ですから、どうなりますか・・・。ルイーズオデイェ、これも徒長させていたので、思い切りました。
(こんなに強剪定)
「剪定は敵にさせよ」という諺が西洋にはあるとか・・・そのくらいなかなか自分では思いきることが出来ないのが剪定ですね。剪定は私にもなかなか難しい項目です。今は新芽も見え始めていますが、先生は容赦なくそんなのも落として平気でした。今ついているのはろくな芽じゃないと。そおなのかぁ・・・と。。。我が家のバラも、今年もいい花つけてほしい。
挿し木については、切った枝をビニールに包んで冷蔵庫の野菜室に入れて1ヶ月くらい置くと、根が出やすくなっていて挿し木が出来ると、言われましたので、早速メアリーローズとルイーズオディエの枝をそのようにしました。どうなるでしょうか・・・楽しみ。
(挿し木の枝をビニールで包んだとこ これを冷蔵庫の野菜室に入れる)
最後には、参加者に四季咲きツルバラ、プロスベリティ一株をもらいました。強健で連続開花とあります。私向きの丈夫なバラ。我が家の庭に新顔の白い花のプロスベリティを迎えました。
(プロスベリティ 白い花のツルバラ)
そおそお土が大事なんですけれど、売っている「バラの土」はどうですか、と質問をすると、「バラの土」は高いし強すぎるともおっしゃってましたね。普通の土と混ぜてもいいと。肥料分が多すぎると苔が生えたりするようです、心当たりもあったりして、なるほどと思いました。まぁ100人100通りの育て方があるのでしょうけれど。。。
色々新しい知識も増えました。今年もバラ育て、チャレンジしてみましょう。