イチゴの初収穫が出来ました。四粒。青い実の形をしてから、なかなか赤くならないので、気の短い私はいつ熟すのだろうと気をもんでいました。と言うのもこのままで梅雨になってしまったら、腐ってしまうのじゃないかと・・・。
三株育てたイチゴ。初体験育てですが、どんなお味か楽しみでした。さてさて摘み取ってすぐにたべてみましたが、「みのりくん」というこのイチゴ、草花育てとさして変わらない風に育てたので、そんなに甘みのない味でした。甘いイチゴを作るにはそれなりの品種とノウハウがきっとあるんでしょうね。お天気が定まらない、というか気温がもっと安定して上がったままになってくれるといいんですけれど。。。宿根と銘打ってある「みのりくん」、来年もこのまま親株は生きるのでしょうか。
気温といえば、アサガオのことですけれど、四月六日に種を蒔いたんですよね。なかなか発芽せずジリジリしていましたけれど、二週間くらい前にようやく何とか二つだけ発芽しました。種は沢山蒔きましたので、ひと月以上発芽しないということはもうダメと諦めて、そのプランターにクレオメの苗を植えたりしました。
ところが今日見てみたら、そのプランターのあちこちから、ノッソリと首をもたげようとしているアサガオを発見しました。あらら~やっと目が覚めたのかしら、とまたそのプランターをアサガオ用にするために復帰作業。気温がある程度ないと発芽しないんでしょうね・・・種蒔きしてから四十日、種蒔きひとつも難しい。そおそお、三つしか発芽しなかったマリーゴールド、何故発芽しないんでしょう、これも諦めて、その上にまた違う種を蒔いてしまいました(笑)。
バラもまだ咲いています、ウィリアム モリス。この花も大好きな花なんですけれど、ゾウムシ被害に遭い、やっと一輪が開花にこぎつけました。去年植え場所を替えて鉢植えにしたので・・・。ウィリアム モリスという名は、十年くらい前にフィレンツェのピッティー宮殿で催されていた、ウィリアム モリス展を見て、初めて知りました。エレベーターもエスカレーターもない、固い石の宮殿の階段を、上まで足を引きずりながら上がって行ったのを思い出します。
(ウィリアム モリス)
ウィリアム モリスは、壁紙やクロスの19世紀のイギリスのデザイナーですね。それを知ると、確かにパッチワークの布に、ウィリアム モリスのデザインの布があり、私も使っていました。植物をデザインした壁紙や布がとても素敵です。なんとかこのバラをガッチリした木に育てたいものです。
クロッカスローズは、バラ友達に挿し木苗をもらったものですが、一人前の株になっています。黄がかったアプリコツト色の花で、全開すると白っぽくなる花ですが、とても品のある花です。どちらかと言うと、強健種ばかりある我が家のバラ達は、ハツキリした色の花が多いのです。淡い色合いの花は体質が弱いのか、我が家の環境に定着しないことが多いです。その意味で、貴重な色合いですね、クロッカス ローズ。
(クロッカスローズ)
赤胆紅心(ツダンホンシン)も咲いています。これはチャイナバラなので強いです。花も長持ちをします。親株が何年も沢山の花を咲かせていたのですが、昨年カイガラムシ被害が多くなり、親株はボツにして挿し木苗で新生した赤胆紅心を復活させました。カイガラムシはブラシでこすったり、オイルでやっつけたり、カイガラムシにも困りものですね。
(赤胆紅心)
コーネリアは初めて咲きました。ただ風通しの悪い所に置いているので、どうなりますか・・・。置き場所が適当な所がないので、スパニッシュの片側に這わそうかなと。欲張りになると、スペース以上の植物に溢れたりします(笑)。
(コーネリア)
庭の花達を写していると、蝶々がやって来ました。それは去年も写したことのある、ツマグロヒョウモンだと思うんですが、パンジーのところにやって来ました。写そうと思うと、ものすごく写しにくいところに止まったり羽ばたいたりで、やっと撮れたものですけれど・・・。これから虫達の訪れる庭になるでしょう。
スパニッシュビューティーやメアリローズの花びらでバラの砂糖漬けを作ってみました。無農薬栽培なので、口にいれても大丈夫ですから、初めて作ってみましたけれど・・・。毎朝の紅茶に浮かして飲んだら美味しい紅茶になるかなと思ったりしながら。