kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

師走・・・第九・・・生はいい

~今年もいよいよ師走・・・早い、早すぎる、誰か時間の流れを止めて~と私の心の声(笑)。。しかしまぁ師走と言えば第九、ベートーヴェンの第九の季節がやってきましたね。第九は随分前、あちこちで歌うイベントが行われていた頃、私も何回か歌っていました。

 

 

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回は、友達からチケットがあるからと言われ、大阪フェスティバルホールに第九の演奏を聴きに行ってきました。歌っていましたが、こうして聴く方に回る第九は初めて。演奏は大阪フィルハーモニー交響楽団、合唱も大阪アカデミー合唱団と東大阪第九シンフォニー合唱団の総勢150人くらいの合唱。ヤッパリ生演奏は良かったです。一時間半位の時間、集中して聴くとっても濃い時間でした。

 

 

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唱団は最初から舞台の後方で座っています。これってなかなか大変な時間なんですよ。以前マーラーの曲で、私達女声合唱団も体験したのですが、三楽章から座っただけでも、身動きせずに姿勢よく座っているのって、音楽禅のようだと書いたことがありますが、けっこうシンドイんですよね。そんな思いを抱きながら聴いていました。

 

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ルオーケストラだとやはり150人位の合唱人数が必要ですね。合唱も迫力ある演奏で良かったです。以前覚えたドイツ語の歌詞が頭に浮かんで来て、心の中で一緒に歌っていました。この曲は1822~1824年にかけて作曲され、ドイツプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世に献呈されたものです。

 

 

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ーケストラとソリストと合唱が必要なこの交響曲、音楽の全てが入っているような素晴らしい曲と思います。およそ200年前に、こうした曲が西洋では作曲されていた頃、日本では江戸時代、徳川家斉の時で、1825年には異国船打ち祓い令がでています。文化の違いのとても大きかった時というのが分かり、ある意味で驚きます。

 

 

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ートーヴェンもこの曲がこんな長く愛され後世に残っていく曲と、予想したのでしょうか・・・聞いてみたい気がしますね。特に日本人は第九好きのようです。シラーの「An die Freude」の詩によるもので、地上界の友愛から神々の喜びの理想に至るというよう意味を歌っているのです。

 

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くのも良かったですが、歌う側に回ると、これは歌った感があり、ソプラノなど高音で延ばす所などあり、歌いきった感がしっかりある曲です。中学か高校で日本語の「歓喜の歌」として歌いますから、誰でも知っていますね。

 

 

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フェスティバルホールの2500席がびっしり埋まり、とてもいい時間でした。