先日美山で買ったデルバール社のフレンチローズ、オマージュ ア バルバラ、いい花が咲いています。黒がかった深紅な花びら、中輪の花です。
このバラはフランスのシャンソン歌手のバルバラ(1930~1997)に捧げられたものという。シャンソン歌手バルバラはどんな人か調べてみると、家庭における葛藤などから、15才で歌手になる道を選んだという。私にとってシャンソンは、クラシック音楽ほどなじみ深い音楽というわけではありません。エディット ピアフとサルヴァトーレ アダモのCDを一枚ずつ持っているだけです。
バルバラの歌うシャンソンを聴いてから、このバラを見るとより一層味わいも出てきます。シャンソンというのは、言葉は分からないながらも、何かしらじんわりと心に訴える音楽ですね。そしてそれはフランス語じゃないと出ない味という気もします。
少し早いですが、クロッカスローズの土替え、鉢土の中を調べました。コガネムシの幼虫に常に怯えている?私です。。。
わりといい感じに根が張っていました。コガネムシの幼虫も居なかったので、余り大きく根は崩さず、新しい土を足して鉢に戻しました。鉢土の上に虫よけにネットを置いておきました。何年も試行錯誤するうちに、土の配合などが私なりですが、分かってきたような・・・。以前バラ専用の土という既成の配合された土で植えた時、さらに肥料を上げてしまい、肥料過多でダメにしたものもありました。失敗も勉強(笑)。
切った枝を挿し木にしておきました。挿し木は成功するときもあれば、ダメなときもあり、成績は三割くらいしかうまくいきませんが、私の感じでは、冬場のほうが、腐らず成功率は高い感じです。
フレグラント オールドパープルがダメになったと書きましたが、15年も咲いてくれていた大好きなメアリーローズもダメになりました。根元に大きな洞穴が・・・。
メアリーローズの挿し木苗を作っていたので良かったです。やっぱり保険の挿し木苗が必要ですね。。
育苗中のも入れると狭い庭に30種類近くのバラがありますが、やっぱり地植えしているスパニッシュビューティーやマダムアルフレッドキャリエールなどが勢いがいいです。無農薬なのにスパニッシュは、黒点病も見せずに元気な葉っぱを沢山付けてくれています。だんだん丈夫に環境に合ってきたんでしょうか・・・。でも蔓の誘引も難しい。
冬の世話が次の春の花を左右しますから、これからがバラの世話の時期に入ります。鉢バラの剪定も苦手です。なかなか思い切ってバチッと切れないんですよね。。。でも、心を鬼にして今年はバチッと短くしてみようかなぁ・・・(笑)。それなりにしか咲きませんが、そういう煩雑なことが、逆に楽しいんでしょうか、バラ育てというのは(笑)。