人のいないような所にしか出かけたくないこの頃。丹波の紅葉の名所神蔵寺(亀岡市)に行ってみました。紅葉で有名なので、駐車場にはあちこちからの車。遠くから見ても赤く色づいた木々が見えます。
この寺は最澄が782年に開基道場を開いたことから始まった寺です。源の頼政が帰依した寺とも言われています。信長の丹波攻略で、任された明智光秀の兵火に遭い、一堂一宇残さず灰になり消滅したといいます。そう言えば、この間の兵庫県の高源寺も丹波攻略で山門が焼かれたといっていましたね。信長の丹波の攻略の痕があちこちに伺えます。その後江戸時代、17世紀に再建され今に至っているという、妙心寺派の寺です。
朱色の見返り橋を通って進んでいきます。
門の内側から見ると、苔むした古木と残り柿のある風景。
門をくぐると、緋毛氈のしいてあるベンチが並んでいます。お休み所、ぜんざいやおでんなどを食べているようでした。
神蔵寺の木と名札のあるモミジの木。下から見上げて・・・。
さらに階段を上がって行くと、本堂があります。
本堂の裏の厨子に薬師如来像などの像が納められています。そこはガラス戸越しに見るようになっていて、反射してよく見えにくかったのですが・・・。現在この寺は、西国薬師霊場第43番札所になっています。
夜にはライトアップもされるようです。
美しい紅葉を堪能して帰り道。