寒くなると庭に地植えしていたものも、冬越し出来ずダメになってしまいます。ここ1、2年そういう植物の茎を切り、水挿しして発根させたりして楽しんでいます。水挿しはただ水に挿しておくだけで、特に何もしなくてもいいので、ズボラな私でもやれます(笑)。
左からコリウスブラックドラゴン、その次奥はサルビアアズレア、レックスベゴニア、右は木立ベゴニアです。コリウスは11月の中頃に水挿ししたものですから、ひと月経っています。もう発根していますね。右の木立ベゴニアも発根しています。
(コリウスの発根)
(木立ベゴニアの発根)
コリウスブラックドラゴンはこんな花です。たまたま買っただけのコリウスでしたが、コリウスを庭に植えたのは何十年振り。でも涼しくなってくると、葉の色も冴えてそれはそれで楽しめました。違う種類のコリウスも植えたくなります。
木立ベゴニアは夏にこんな花を咲かせました。これはもう10年以上我が家にあると思います。ピンクの花が開くと、そのうちシャンデリアのように、ハート型のピンクの花ビラのようなのを出してきます。それがいいですね。水挿しや挿し木で今年も2鉢増やしました。まだ小さいですけれど。寒い所に置いていたのは、葉っぱがとれそうになっています。葉っぱは落ちてしまっても春には蘇ります。
サルビアアズレアはこんな花です。この花は失敗しました。園芸本を読むと、㋅頃に剪定して低く咲かせるらしいのですが、それわ知らずそのままにしていたら、伸びる伸びる、グニャグニャに長く伸びて、大変でした(笑)。来年は切りましょう。でも花の色はとってもきれいな澄んだ水色でいい感じです。
レックスベゴニアは、インドのアッサム地方に自生していたものを元に、園芸品種として作られたものだということですが、葉っぱを見る植物です。花は咲かないんですね・・・。これは今年7月に買ったものですが、しょぼっとしていたのが、随分見栄え良く茂りました。
植物増やし作業とともに、種まき婆さんもやっています。リンゴを食べた後、その種を土に埋めてみたんですけれど、発芽したこれは何でしょう。リンゴでしょうか・・・。まぁ、種からはなかなかリンゴは育たないらしいですから、全くのお遊びですけれど・・・。蒔いてから2ヶ月くらい経っています、多分。しばらく様子を見てみましょう。
今年の大半を占める自粛期間も、狭い庭、2台の車のガレージが占拠している庭とも呼べない庭ですが、庭があって良かったと思いました。植物を触ることで随分癒されますし、目も楽しませてくれました。
健康がまずまず保たれているうちは、自然の流れに沿って生きていき、病を得たら、それはそれで成り行きのままに・・・。とは思うのですが、人間そう簡単ではありませんね。認知症になったり、私の膝も歩けなくなったらどうしようと、ふと頭をよぎることがあります。長生きになった分だけ先への心配は多いです。