いよいよスパニッシュ ビューティーが開いてきました。ビューティーというように、ピンクの大輪の美しい花です。バラの本には20世紀の最高傑作と書いてあるものもありました。そう言われても頷けるほど華やかな花です。一季咲きの花は、それまでじっと気を溜めていますから、一気に開花する時期になると勢いを感じます。
まだ開きかけ、連休頃に満開になるのでしようか。
毎回書いていますが、このスパニッシュはバラ友達から挿し木苗を貰って、地植えにして十年経ちました。挿し木苗なのにこんなに大きく成り嬉しいです。木も太くなり、成長力も旺盛で、無農薬の我が家でも頑張ってくれているバラです。カイガラムシが付くほかは、あまり手もかかりません。カイガラムシはブラシでこそげ落します。ゾウムシはバラの大敵、庭の他のバラに被害が出ます。ゾウムシはどうやら細い花首のバラの蕾が好物みたいです。これだけは見つけ次第情け容赦なく捕殺(笑)。 ブンブンと羽音をさせて蜂が花から花へと忙しく飛び回っています。
十日前のスパニッシュ。
紫雲は昨年加わった我が家の新顔、ニューフェースです。1984年に京成バラ園で作出されたものです。剣弁高芯咲きハイブリッドティー四季咲きです。花付きもよく何より強健らしいので、我が家にはピッタリです。直立性で鉢植えにも向いているとあります。様々なバラを植えてみましたが、デリケートなバラは我が家には無理でした(笑)。
花付きが良いとあるように、蕾がまだあります。虫に蕾が食べられていますが・・・我が家のバラ育ては虫との戦いと妥協、許容の連続です・・・(笑)。
いよいよ花盛りになってきたナニワノイバラ。お天気の良い空に白が映えます。
気持ちの良いこの季節が長く続けばいいんですが・・・最近は春、秋は短めで、暑いか寒いですね。もうすぐ暑い暑いと言うようになりますね。
アカデミー賞で主演男優賞のアンソニー ホプキンス。「日の名残り」というイギリス映画の主役で出ていたのをテレビで二回見ました。とってもいい映画でした。カズオ イシグロさんの原作です。もう一度見たいです。