穏やかな日常

月に一度のパッチワークの集まりをしました。昨夜は雨でしたが、今日は昼間は曇りのお天気でした。

膝の手術、入院から取り戻した穏やかな日常です。今日集った面々もコーラスの面々、35年以上の付き合いです。そしてその間に共に共有したコーラスのステージや、海外への演奏旅行など、共に体験している共通のものが多いので、より絆が強まります。

(マダム　アルフレッドキャリェール)

コーラスは大勢でする趣味ですが、パッチワークは1人でも出来る趣味。コロナ禍でもこの手仕事、パツチワークのおかげで閉塞感の中、気晴らしも出来ました。年を取って、出掛けられなくなっても、今ある布を使って何かしら作品も出来ます。老年に向かう私にとって、パッチワークは安心をもたらす杖のようなものでしょうか・・・(笑)。ホームに入っても出来るかも・・・(笑)。

古ジーンズの布と古布を使ったポーチを作りました。ポーチは沢山作りましたが、様々な布の組み合わせで、違う雰囲気がでるので、それがパッチワークの面白さですね。地味ながら味があるように思います。今日来ている面々はそれぞれ全く違ったものを作っています。そろそろ押し詰まっても来たので、エトも配りましたが、トラには見えなかったり・・・(笑)。

指先を動かすのは脳への血流を促し、働きを活性化する効果があるんだそうです。画家や彫刻家などは、長生きをしている人が多いのは指先を動かすのと無関係ではないとか。指先を動かし、楽しい時を持つのは体にもいいとなると嬉しいですね。

今まで当たり前だった日常も、一旦崩れたのを体験すると、ありがたいものと思わされます。