kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

故郷・・・

マホの電話からなまりの強い方言が聞こえてきました、数日前のことです。高校の時の同窓会の会長でした。彼とは小、中、高と同じ学校でしたが、学校時代は全く親しくしていなくて、交流もありませんでした。もう実家も生まれ育ったその地から離れ、私も結婚して離れたところに居たので、長い間同級生とも会わない日常でした。電話は私の膝の手術の具合はどうかとの電話でした、年賀状に書いたからでしょうね。

 

(デンドロビウム ピエラルディが開きはじめました)

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窓会には子育てもあり、実家もそこにないことや遠いこともあり欠席ばかりでした。以前彼から連絡を受け、還暦同窓会には出席しました。何十年振りかの年を取った顔、顔。もちろん知らない人もいます。何しろ団塊世代、10組くらいあったので、理系、文系に分かれていたりしたので、知らない顔もあります。それでも和気あいあい、テーブルを囲み、最後はみんなで肩を組んで揺れながら校歌を歌い、そして二次会へとなりました。

 

(もうすぐ咲きそうなシンピ)

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窓会、同じ学校の仲間に属しているという心地良さがそこにはありました。会長の彼とは今までに数えるほどしか電話で話をしていませんが、すればそんなに付き合いが無かったとは思えないほど気さくに話がはずむのです。同郷のよしみというのでしょうか・・・誰それはどうしてるとか、知った名前の消息なども知ることに・・・。

 

 

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間どこかに属しているということは、何かしら安心感みたいなものがあるものですね。それは会社でも趣味のサークルでも、どんな括りにも言えることかもしれませんが。。。こんな風に思えるのは、私が離れたところに居て、煩わしいこととは無関係だからかもしれないですけど(笑)。

 

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の彼は13代目とかいう家の人です。その地に根づいているそういう人、そういう家は私の憧れですね。私の親はアチコチ転勤転居をしていた人で、私が育った土地が一番長くいたようです。別な地に実家が移ってしまうと、帰省してもそこには懐かしいものは何もありません。ですから今故郷と浮かぶのはその学校時代を過ごした地ですね。

 

今、ここで育った息子たちが、帰省してきたら子供の時と同じ家があるというのは、同じ眺めがあるというのは、何らかの安心感をもたらしているのでしょうか・・・。息子は時々窓から見える景色をカメラで撮っていたりしています。息子たちの故郷はこの地です。