梅雨本番がきた。じとじとじっとしていても、ぬめるような汗が毛穴という毛穴から出る。ちょっと前までがカラッとした爽やかな日々だったのにこの変わりよう。梅雨と言えばシトシトのような雨の感じだけれども、実際は雨季、東南アジアの雨季と言ってもおかしくない。大雨の被害が出ないといいのだけれど・・・。
(ノウゼンカズラの季節がやってきた)
じとじとに加えて、人間性の劣化と思えるような出来事が多い中で、藤井四段の29連勝は久しぶりに明るい話題だった。将棋は子供用しかないのだけれど、ハサミ将棋というのをした記憶があるだけで、(ハサミ将棋もどうやるのかすっかり忘れた。)何にも分からない。
にもかかわらず、30連勝がかかった試合などを、ライブでチラチラ見たりしていた。もちろんどうなったのがピンチで、どう攻めたのがいい手なのか、何も分からなかったのだけど(笑)。連勝が止まったのは残念だけれど、まだまだこれからの人だから、これからの精進が楽しみだ。じとじとの季節に爽やかさをくれた藤井四段。
話は変わるけれど、最近の新しい言葉に「睡眠負債」というのがある。睡眠不足が重なると、それが積もりに積もって体に知らず知らず蓄積され、細胞の免疫力低下を招いたり、ガン化したりするのだという。
考えてみたらとても当然なことではある。睡眠は何と言っても大事。最近の研究では、6.5時間から7.5時間睡眠が一番死亡率が低かったとか。8時間以上になると、逆に心疾患のリスクが高まるという。以前は睡眠時間は8時間がベストと言われたものなのに。
(庭の紫陽花ももう終わり花瓶に飾った)
私はどうだろう、大体今日のうちに寝る、11時には寝るようにしている。そうすると朝一度5時頃目が覚めるのだけれど、時計を見てまだ寝れるとまた目をつぶり、6時半から7時の間に起き上がる。ちょうど7.5時間睡眠のようだ。
時々1日出かけて来て疲れているはずなのに眠れないことがある。交感神経が働き過ぎていて、脳が休んでいないのだろう。リラックスする副交感神経が優位になればいいのだけれど、リラックスするというのも、そういう時は難しい。それでも、眠れない、眠れないと思っているうちに、明け方くらいにグッと眠りについてしまうのだけれど。
(土手の枝垂桜に山鳩だろうか、しばらくくつろいでいた)
それにしても、何十手先までも読む棋士の脳はどうなっているのだろう。寝ていても将棋の駒を動かしているのかもしれない。本当にすごい能力だ。そうそう、最後には「負けました」と自分が認めて終わる、というのもなんだか清々しい。勝敗がハッキリしていて、感情、判定などが入らないものはスッキリしていていい。
(ハワイアンパッチでバック゛を作った )