爽やかな秋晴れの日々がやっとおとづれたと思ったら、雨。よい天気も三日と続かないなあ。お天気がいいと気分もハイになるのだけれど。そんな中、ゼフィランサスの真っ白な花の色が目に飛び込んで来る。
コーラスを趣味にしているせいか、声には敏感だ。他人の声にも関心が行く。テレビのキャスター等でも声の通りにくい人もいる。人気アナウンサーでも声が内にこもった人もいる。また政治家等で、喉がつぶれたのかガラガラ声や、何か耳ざわりな声でインタビューを受けているのを見ることがある。ロッカーが喉を潰して歌っている、絶叫しているのを見ることがある。そういうのは全て、何故か私には気になる声になる。
逆に声がいいととても魅力的に感じる。話し声のいい人だと、歌を歌ったらどんな声だろうとか、いい声なのに歌の趣味がなかったりすると、歌を歌うのを勧めたくなる。いい声だと、他の俗に言う七難を全て隠してしまい見えなくなることもある。
この間カーラジオから昔懐かしいアイ・ジョージの歌が流れていた。低音のいい声だった。一時低音が流行ったこともあったっけなあ。最近では、あまり低音の歌も聞かないし覚えられる歌も少ない。「千の風になって」という歌くらいだったかなあ。
十人十色、声がその人の人柄の一端を担っている、ということはあると思う。