前の晩にフィレンツェに着き、さぁフィレンツェの朝が始まりました。ホテルはサンタ マリア ノベッラ中央駅の真ん前で、便利のいいところでした。フィレンツェでは午前中はウフィツィ美術館の見学、そこに行く道すがらサンタマリア フィオーレ大聖堂を見たり、ベッキオ橋を見たり、歩きながら行きます。ここがフィレンツェという代表的な場所ばかりです。
大きすぎてなかなか全体像の撮影が出来ませんでした。下の写真にドームが写っていますが石造りのドームでは世界最大とか。ドームは大聖堂 後ろの塔は鐘楼、右の大きな建物は洗礼堂。
前からみるとこんな感じ。着工したのが1296年、完成は122年後の1436年という長い年月をかけて作られたものです。
サンタマリア フィオーレ大聖堂の真ん前には八角形の建物、サン ジョバンニ礼拝堂があり、その黄金の扉が有名です。これは東門。ミケランジェロも「天国の門」と呼び称賛したと・・・。
フィレンツェと言えばメジチ家、シニョーリア広場のこの建物は、14~16世紀トスカーナ公国の中央政庁の場所でありまたメジチ家の住居だったところで、現在は市庁舎になっています。建物の入り口にあるダビデ像は有名です。
ミケランジェロ作のダビデ像は現在はアカデミア美術館に収蔵されていて、この広場のものはレプリカです。しかし、その周りにも沢山の本物の彫刻像が置かれています。そこのところが、イタリア、というかヨーロッパの凄いところのように思います。
日本ならいたずらされないように囲ったり色々するでしょうに、出しっぱなしですねこちらは。他の美術館でも、小学生などが座り込んで絵を見ながらスケッチしたりしていたりしますし、文化、芸術のどっしりした厚みの自信を感じます。
シニョーリア広場の周りにある彫刻群。広場全景写真で、白く囲われている所には、ネプチューンの噴水があり、そこにも周りに彫刻像があるのだけれど、何かの工事か囲われていました。