2月もそろそろ終わる。春よ来い、冬よさよなら。暖かい陽射しがあると、庭に出たりして、草花の芽が出ているのを見たりする時間も増えた。
外国人の京都観光人気ランキングの第一位は、金閣寺でも清水寺でもなく伏見稲荷大社だという。何時でも観光客で混み合っているが、春節も終わり混み具合も少しましになっている伏見稲荷に、先日出掛けた帰りにちょっと寄ってみた。
(伏見稲荷)
中国人観光客の爆買いが話題になるのだが、日本製品の細かい所に配慮する製品作りも、多分喜ばれているのだろうと思う。
細かい配慮といえば、この間出掛けた帰りにラーメン屋に入り、ラーメンを食べた。レンゲをラーメン丼の中に入れて、そのまま丼の縁に添わせていても、レンゲの柄の後ろ側に突起が有り、それが縁にひっかかリ、丼の汁の中に沈まないように工夫されていて感心した。(たまにラーメン屋に行くくらいで今まで気づかなかったのかな)
もう一つ。これも以前から感心していたことだけれど、洗濯機の詰め替え用液体洗剤の容器袋にも、ハサミで注ぎ口の所を切リ、洗濯機の洗剤入れ口に、詰め替え用の注ぎ口を持っていくと、詰め替え用の注ぎ口の横に、ほんの少しの当て口の切り込みがあり、その当て口を洗濯機の入れ口に当てると、安定してこぼさずに洗剤を注ぎ込む作業が出来る。
まぁそういった私が感じた少しの例だが、日本人の細かい所に工夫をするというのが、よく現れていると思った。物を便利に使いやすくするということに、日本人は本当に長けている。細かい所にこだわりを持つのが、非常に日本的なことだと、外国に旅行に行った時にも感じるところだ。
春の気配に陽射しが感じられて来ると、庭の鉢植えのアガパンサスが窮屈そうになっているのに目がいった。キツすぎて植木鉢から抜き取るのが大変だった。でも一回り鉢を大きくしてやった。沢山花を咲かせてくれるだろうか。