ユックリ生きよう などとこの間書いたけれど、子育てもとうに終わり、今二人暮らしの日々は、まさにユックリ暮らしているそのものかもしれない。朝も早起きしなくてもいい。行きたいところにだけ行き、やりたいことをやり、呑気な暮らしだ。24時間全部が自分のものとなる。
(ナニワノイバラ 毎年一重の白い花を咲かす あまり大きくならないよう鉢植えにしていたのだが、根がコンクリートと家の土台の境目から入り込んだ。)
考えてみたら、こんないいことはない。体力、健康とお金さえタップリとあれば(笑)。人生上手く出来ていてお金がある時は時間がない、時間がタップリとある時は体力もお金もないとまぁなっている。
若い時から老後資金を貯めないととか聞くけれど、それはなかなか実行出来ることではないように思う。老人はお金を持っていると言われ何かと引き合いに出されるが、本当だろうか。他人事としか思えない(笑)。
一昨年あたり、アメリカでのデモが報じられた。1%の富豪が世界の経済を動かしている理不尽さを、庶民が訴えるデモだった。難しい経済の何とかという話は私には分からないが、格差社会というのは世界の人々も感じていることなのかもしれない。それが今アメリカの大統領予備選挙に、現れている現象なんだろうと私も注目している。
(隙間とは思えない所から入り込み太くなった根。入り込んだ根を切った)
話が少し広がり過ぎたけれど、人生の午後と言われるシニアの私達のこういう時間を、どう過ごすかはそれこそ人それぞれだ。前向きにチャレンジしてみることも出来る。お金と体力は細くても、精神的には一番解放されているような気がする。私は長年続けている趣味と健康のためのスイミングに費やしているけれど~。
それはそうと、見過ごして居るうちに、ナニワノイバラが鉢植えなのに、ユックリとコンクリートと家の隙間に根を伸ばし、気がついたらガッチリ太く根が入り込み、鉢がびくともしなくなっていた。これは大変。慌てて根を切ったとこです。ナニワノイバラは虫も付かず病気にもならない丈夫なバラだけど、花が咲く前にこんな大手術?したのだけど、花は咲いてくれるだろうか。隙間なんてあるとは思えない所に根を伸ばすとは、何て凄い根だろう。
(ユックリ制作しているタペストリー。昨年夏から始めトップが繋がったところ。これからキルティング。トルコに行ったときの思い出にチューリップをアップリケパッチ 、 制作途中をアップしてみました。 パッチは時間積み重ね)