アメジストセージの濃い紫色があちこちで目立っている。我が家のは、ちょっと余所よりも遅咲きで、やっと咲きはじめたところだ。我が家の庭に、こうして残っている植物達は、私と環境に相性が良く、生き残ったもの達に違いない。その上ハーブは強健な植物だし。
7月に大きなベッドカバーが完成して後、またアップリケパッチのピースを作り始めた。トルコに行った時の特徴あるチューリップをアップリケパッチにしてパーツを作りためている。作りながら考えるタイプ。細かい構成はまだ決まってない。タペストリーにするつもりだが、とりあえずは沢山作らないと。
パッチワークはとにかく最初の一針から縫い始めなければ始まらない。どんな大作にも始めの一針を入れなければ完成しない。少しだけ忍耐力が生まれてくる。
いつかは完成する、いつかは終わる、という呪文のような言葉が、支えになる。この呪文が別の場面でも頭をよぎることがある。パッチがもたらした褒美のような物だろうか、私には良い作用をもたらしている。この作品も一年以上はかかるだろう。