京都の観光地は今空いています。どれどれちょっと行って見てこようと、トロッコ列車にも乗り、嵯峨嵐山へ行ってみました。普段中国人、韓国人であふれているトロッコ亀岡駅のホームは閑散。午前9:30発に乗り込みました。窓ガラスのない開放的な車両を選びましたが、その車両には6人くらいしか乗っていません。座席指定はあって無いようなもの、沢山席が空いています(笑)。
車窓からの景色は、まだ桜にも早い、何も特に見るものもない時期ですが、空いている座席がありがたいです。桜や紅葉の季節にはトロッコ列車は観光客でいっぱいですから。下を流れる保津川を見ながら列車は走って行きます。
JRで行けば2駅ばかり8分くらいの所を、20分くらいかけて走ります。昔の山陰線のあとがトロッコ列車になっているのでした。保津川下りの船は、これからが通るようになるのでしようが、まだ少ないのかあまり見えませんでした。コロナを恐れつつ、それ以上に花粉を恐れながら出かけたのでした。きっと夜には花粉症が悪化することでしょう(>_<)。
始めは左側に保津川が見えます。
そのうち右側に保津川が見えるようになります。
今日は晴天、出歩くのにはいいお天気。トロッコ嵐山駅で降りました。そこの駅舎を出るとすぐに御髪神社というのがあります。小さな小さな神社です。私も初めて見ました。道なりに歩いて行くと竹林に出ます。竹林の道には観光客はいますけれども、以前のようにひしめくような、ゾロゾロつながっているようなことは全くないので、散策がスムーズです。昔の嵐山に戻った感じです。
竹林は、以前観光客が竹に名前を彫ったり、キズつけているというニュースがありましたが、そのせいか2メートルくらい根元あたりから竹でカバーしてありました。竹林の中を散策するのは本当に気持ちがいいです。天竜寺の北門のガードマンさんにお庭の花の様子を聞くと、久しぶりで日本語を話せました、などと言ってました。外国人観光客減で実感しておられるのでしょうね。
縁結びの野宮神社
人力車さん達も暇そうでした。こうして竹林の中を人力車で行くのも風情がありますね。
竹林から出ると天竜寺前の嵐山のメイン道路に出ますが、午前中のせいもありますが、やはりここも人出は少ないです。一休みに「こげつ」でどら焼きを食べました。おやつを食べて満足(笑)。それにしても着物を着るツアーか何かあるのでしようか、日本人でも若い人が超派手な着物を着て歩いていました。そしてソフトクリームなんか持って食べながら歩いています。歩き食べは私にはあまりシックリきませんけれど・・・。時代というのでしょうか。。。。(笑)。
渡月橋を渡りのんびり歩いたりしているうちにお昼時になり、お蕎麦を食べましたが、メニューには割引と書いてあり、客足の落ちた食べ物屋さんや土産物店などはコロナウィルスの影響をもろに被っているようです。少し前までは、この界隈を歩いていると、後ろからも前からも、中国語や韓国語が大きな声で飛び交っていて、一体ここはどこなのかしらと思うくらいでしたから、いかに中国人、韓国人の観光客に依存していたかが分かりますね。京都だけではなく、日本全国の観光地がそおなんだと思いますけれど。
桜の時期はきれいです。
もう少しですね、蕾も膨らんできます。
割引とあったので食べました、ソバ定食(笑)。
今日は10,000歩近く歩きました。