何しろコーラスとスイミングをしていないと、ポカッと暇になりますし、体も疲れないのです。それが膝にはいいのか、今は痛まず割といい状態が続いています。京都府は非常事態にはなりませんでしたが、やはり自粛をしなければならない感染者の増え方はしています。人とは家族以外、あまり接しないようにしていますけれど・・・。
(日吉ダム)
ひと気のないところへ向かって、北の方の日吉ダムに向かいました。ダムにも桜がきれいに咲いている所があります。着いてみると、白スーツや赤いユニフォームを着たチアガールみたいな人達が楽器やフラッグを持って、桜をバックに並んで記念写真かなにかの撮影をしている所でした。
「ポリス」の文字、府警の方々のようで、満開の桜に、白スーツにブラスバンドの楽器を手に持ち、色のコントラストもとてもいい写真撮影です。時々雲に隠れる太陽、太陽の出待ちなどしながらの撮影、しばしの間みとれていました。写してもいいとの許可をもらい写しました。ここの桜はまだ若木で、木も細いですが、少し北なので今が満開でした。
ダムを後にして、しばらくぶりに常照皇寺へ。このお寺は光厳法皇によって1362年に開かれた、皇室にゆかりのお寺です。京北町は、数年前市町村合併で京都市右京区に合併された所です。山際に建っているお寺まで、苔むした古い石段を登っていくのですけれど、この日はお天気で風もなく、空気はきれいでホントに花日和でした。
(寺を背にして写した桜道)
入り口にある枝垂れ桜
お庭に入ると訪れている人も数人、桜は見事に満開でした。ここの桜は国の天然記念物になっている枝垂れの「九重桜」や、御所から株分けしたと言われる「左近の桜」や「御車返しの桜」の三本があり、有名です。樹齢も650年と言われている老木です。以前来た時は、あまり咲かなかった時もあったような気がしますが、手入れされているのかまた復活して素晴らしい花を咲かせていました。
(九重桜)
(御車返しの桜)
(方丈の中から見る桜)
いくら見ても見飽きない桜。本当に不思議ですねぇ。道すがらも山々にも、川沿いにもあちこちで桜が咲いていました。日本中桜で覆われていくんでしょうね。磨かれた京都の桜は、歴史とも相まって、美しいの一言に尽きます。日本の春と桜は切り離せませんね。