子供達の夏祭りも終わった。来年が区の役なので今年はお手伝いに出ていた。おにぎりとおいなりさんをチケットと交換する役だったが、同じ地域に住んでいるのに、何年も出会わない方と久々顔を合わせたり、子供の近況を交わしたり、言葉を交わすのに忙しかった。
交換に来るお父さんお母さんが、息子達の世代で、自分が年を重ねているのを忘れて、当たり前のことなのに驚いたりしたひと時だった。
団塊ジュニア達の時は公園も賑やかだった。野球や鬼ごっこなど夕方まで喚声が聞こえていた。今は公園にあまり子供が遊んでいる姿を見ることがなくなった。元気なお年寄りがグランドゴルフをしていることが多い。
私の市でも人口は減っている。久しぶりに、少なくなったとはいえ多くの子供達の姿を見て、何だか嬉しい気持ちになった。ヤッパリ子供は大きな未来を持っている希望の源だから、賑やかな声を聞いているだけでも、こちらも元気になる。
どの子も可愛く思え、ほのぼのとした嬉しい気持ちになりお手伝いは終わった。
公園には、ものすごい数のトンボが飛んでいた。揚羽蝶も庭のバラに止まっていた。秋の気配がした。