台風が去り朝晩涼しくなった。このままいくはずもない、残暑がうんざりするほど来るはずだ。しかし季節は、着実に進んでいる。空もきれいだ。綿雲が青空に見とれるほどきれいだった。
白花紫陽花が、きれいなドライフラワーになった。ただ室内に紐で括って吊しておくだけの原始的な自然乾燥。
自然乾燥だから、色褪せもしてゆく。けれど色褪せにそんなに神経質にはならない。また作ればいいのだし。一年くらいだと葉の緑も花色も残ったままある。白花紫陽花は今綺麗な生成リの白い色をしている。
もうひとつのドライは、レモンバームを摘みドライリーフを作る。これは毎週のようにせっせと摘んでは乾かしを繰り返している。乾燥したリーフを毎朝の紅茶に少し入れて飲む。あまり上等じゃない紅茶でも、レモンバームのリーフを入れると、何だか上品な紅茶に変身するような気がして私は気に入っている。一年使えるほどのリーフを溜め込もうと伸びてきた葉を見つけては摘んでいる。
またこれはドライではないが、夏場は、レモンバーム、ミント、アップルミント、カモミール、あと名前を忘れたハーブを庭から摘んで来て、ハーブテイーをたまに煎れる。爽やかな味が友達にも好評だ。これは生葉ならではの爽やかさだ。夏の楽しみ。