「キャ~~!」っと夜の11時すぎの真っ暗なキッチンで私は叫び声を上げた。スリッパをはいていない裸足の足で、ムニューっと柔らかくぬるぬるとしたものを踏んでしまったからだ。頭の中では、何だろう、何か変な生き物でも入り込んでいて踏んでしまったのだろうか、とキヤーと言いながら怖がりの私は慌てふためいた。
(木立ベゴニア 雨に濡れて・・・暑い中咲いている庭の花々)
普段膝痛のある私は、素早く動くなんてことは、決してしないようにしているのに、このときばかりは牛若丸?(ちょっと例えが古いですね(笑))のごとくパット飛び下がり、電気のスイツチをつけた。
(秋海棠が咲き始めた)
なんと床にはバナナが二つ落ちていた。ずりむけた皮のバナナを私は踏んでしまっていたのだ。2.3日前にバナナを買っていて、悪くならないようにキッチンの棚のフックにぶら下げていた。この暑さで、バナナもズルズルに熟れ過ぎ落下したようだった。寝る前にキッチンの小窓のカーテンを引こうと、暗がりのまま行ったら起こったハプニングだった。
変な物を踏んだのではなくて、ほっとしたのだけれど、ぬるぬるニチャっというあの感触は、ホントーに気持ち悪かった。これはお化け屋敷に使ったら怖がるのじゃないかしら(笑)。原因が分かり余裕の心持になると、そんなことを思ったり・・・(笑)。
(四季咲きベゴニア)
暗がりといえば昔は肝試しとか夏になったらしたものらしい。らしいと言うのは夫から聞いた話なので。真っ暗な山にひとりづつ行き、あらかじめそこの場所に置いておかれたものを取って来るというもの。ガサっと音が聞こえても、怖いと思って歩いていたら怖さが増幅して、ますます盛り上がる、当時の夏の子供の定番イベントだったんじゃないのだろうか。それとも今もまだやってるんだろうか。
(ヒメツルソバ )
話は全く変わるけれど、私には無関係な都知事選挙の候補たちのことだけれど、候補の方々の年が高年齢過ぎるのでは・・・。世界はもっと若い人がリーダーになって引っ張っているのではないかしら?シニアが元気過ぎるのだろうか(笑)。確かに今のシニアは元気一杯ではある。若い人にどんどんバトンタッチしていかないと・・・。そんなことをテレビを眺めながら思ったりした。