綺麗な字を書く人が羨ましい。実は私は字が下手。字が上手になれたらなぁ、といつもどこかで思っていたのです。今の時代になり、パソコンなどがありますし、snsなどでコミニュケーションも取れるので、むしろ私にはありがたい時代といえます。しかし、葬儀の署名書きや、お祝いごとののし袋に名前を書くなど、字を書くことはやはりあるのですよね。
(小菊満開 丈が物凄く高くなっています)
そんな私の思いのところへ、近くで「名前を上手く書く 書の講座」がありました。定員は五人、私はすぐ申し込みました。今日がその日で、さっそく受講してきたところです。
(裏の小菊)
指導の先生は書塾の先生ですが、映画やテレビなどで、巻紙に書を書くシーン、手元だけアップで映し出されるシーン、つまり「代役手」のお仕事なども頼まれてされており、太秦の東映の映画村へ行かれるとか、普段知らない世界の話もしてくださり、面白かったです。
(講座風景 口の字は下の方をすぼめて書くといいと 2という数字を書くつもりで)
「代役手」、私が勝手につけた名前ですが、撮影時には、前に五十人くらい関係者がずらりといて、手で書を書くのですから、音声など関係ないんですが、カチンコがスタートの合図をすると、辺り一帯シーンと静寂になり、書き手の方も手が震えるほどの緊張感が漲るシーンになると言っていました。
(フランシスブレーズ たくさん蕾をまだつけています)
さて、今日の講座の話です。自分の名前を始めに書きます。そして、先生があらかじめ用意して下さっていた自分の名前の書き方をなぞり、自分でも名前を書く、という作業をします。アドバイスを受けた点に気をつけながら、書いていくのですが、そこは永年の癖などもありますから、手に覚えさせるため、出来にくいところは特に書き込んで練習をします。
(パレード)
練習前、練習後に名前を書き、比べてみます。するとやはり明らかに全員進歩が見えます。まぁ、たったの二時間ではありますが、その漢字の書き方のコツを覚えると、なんか一皮剥けた達筆感もでたりして、なるほどという感じでした。こんなに自分の名前を何回も書き続けたのは初めて(笑)。二時間も同じ文字を書き続けると、最後あたりは集中力が途切れてきました(笑)。
(カワラナデシコ)
書き方が手に染み込むようにならないと、本物にはなりませんけれど、身のためになる講座でした(笑)。たまには私も生活に役立つことを学んだりもします(笑)。
(大きくなってきた芽キャベツ うまく出来るんでしょうか)
けれども、字の関係で話をひろげると、最近の若い方は鉛筆などの持ち方が、私達世代から見ると、変則的な持ち方の方が多いですね。それを感じたのは、地域の役で葬儀があった時、芳名帳に書いてもらうのでそのお世話をしていた時に思いました。
(4株買ったブロッコリー 同じに植えたのに個体差のある成長 これも出来るんでしようか)
中指にペンだこが出来たように、普通は人差し指と中指に挟んで鉛筆を持つのですが、変則的な持ち方は様々ですが、人差し指と中指が揃っていて、むしろ薬指とに挟んで鉛筆は立つている感じの持ち方。親指が人差し指の上にかぶさる持ち方など、私には書きにくそうな持ち方が多いです。
(ラディッシュは簡単に収穫までこぎつけました)
鉛筆の持ち方、お箸の使い方って親や先生、今は教えないんでしょうか・・・不思議な光景に見えます(笑)。ちなみに字は人の性格も表すといいますね。私は小さい文字が書けないです(笑)。大体に書く文字は大きく書いてしまいます(笑)。