kameKiKu’s blog、小さな庭日記

バラ好き、コーラスとパッチワークが趣味の関西在住シニア、植物と共に日々雑感

旅編14 鳥取旅行  大山 倉吉 鳥取 2

日目もお天気は上々。シニアのというより高齢者の運転事故は、行くときにもニュースがあったような・・・高速道でも逆走車が来ないかとか、変なことに気を配らねばなりません。運転しているこちら側も高齢者かもですが(笑)。

 

(朝の大山  部屋の窓から)

 

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のうち大山寺へ行きました。頂上まで、大山はどっしりとした姿を見せています。後から気ずいたのですが、大山寺の参拝者用駐車場が参道の中ほどにあったのですが、私達は一番下に停めてしまつたので、私の一番苦手な長い坂を歩いて行かねばなりません。夫婦ともどもシニアの足弱人なので、ゆっくりゆっくり歩きました。

 

(長い参道)

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(入り口の門)

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面に石段が見えます。手すりもない石段です。ここもゆっくりゆっくり上りましたが、一段落してもまた今度は手すりのある石段が続いています。三度くらい何段もの石段を上がり切り、社務所にたどりつきましたが、本堂はまた石段を上がって行かなければ高い所にあります。フーフー言いながらたどり着いた本堂でした。

 

 (ここを上ると社務所があります)

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(社務所 ここで御朱印をもらいました)

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かし、行き交う人が数人くらいしかいないので、とても静かで山のふところに守られている「お寺」っていう感じがします。本堂前の開けた場所からは下の街が遠望でき、パッと明るい感じがしています。大きな鐘楼がありましたから、一突き鐘をついて祈願しました。

 

(また上る石段、大きな大きな大木が・・・)

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(本堂)

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(鐘楼)

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ったら降りねばなりません。降りる方が膝には応えますので、ちょうどいい木の枝を拾い、それを杖代わりにしてソロソロと下りました。膝痛持ちになると、こうして膝のことに常に囚われてしまうんですよね、若い時には考えもしなかったことです。家の玄関には、万一使うことになった時にはと、折り畳みの杖やらぶら下げているのに、いつも使わず役に立ったことがありません(笑)。毎回持ってきたらよかった、とその時後悔するんです。でも、木の枝の杖の使い心地もなかなか良かったです(笑)。

 

(石段を下ります   石段ばかり写していますけれど・・・それだけしんどかったんでしようか(笑))

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ぎは倉吉です。倉吉を検索するとメロンの産地と書いてあったので、行く前からメロンを子供達に送ろうと思っていました。と言うのも、この旅行は二人の息子たちや姪からプレゼントされたもので、お土産をあげようと思ったのでした。

 

 

取JA中央という所をナビで目指していたのですが、ガソリンスタンドでガソリンを入れるついでに尋ねると、そこに洗車しに来ていた私達と同年配のオバサンが、それなら農協がやっているお店に、私が今から行こうと思っているから、案内するから付いてきてと言われ、お世話になりました。ちょっとしたことなんですけれど、旅先での親切はことのほか嬉しいものですね。

 

 

 

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リンスメロンとエリザベスメロン、クレオパトラメロンの産地のようです。店の人はプリンスはまだ固いからクレオパトラがいいからと言って勧めてくれました。クレオパトラメロンは私は食べたことがないですが、黄色い皮の大きなものでした。試食できないかしら?と言うと、しばらくして店の陰になるような隅っこで試食させてくれました。甘かったです。これなら大丈夫ということで、宅配をお願いしました。関西のオバサン丸出しでしようか、試食をお願いするなんて・・・(笑)。

 

京都あたりだと熊本のメロンがスーパーなどで売られていますね、クインシーメロンとか肥後グリーンとか・・・。そこで自宅用にも一つ買いました。

 

 

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吉白壁土蔵群の辺りには昼頃着きました。暑い一日になっていました。駐車場の近くの食堂で先にお昼を食べてから回る事にしましたが、小さな食堂は満員。待たされること40分くらい。ウーン今は疲れてるので休憩になって待てるんだけど、そうじゃなかったら待てない長さだなぁと、思いながらようやく来たオムライスを食べました。

 

(倉吉白壁土蔵群)

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日でもあるので、ここも人影は少ないです。京阪神の観光地のゾロゾロひしめいているのとは大違い。ユックリできます。しかし、全般的に地方の町には、あまり活力が感じられないように見えますね。ぐるりを散策して、倉吉絣を織っている工房を見たりしました。

 

 

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後、まだ時間があるので、三徳山三仏寺へ行くことになりました。三徳山三仏寺は役の行者が開いた修験道の修行の場で、山全体を境内とする山岳寺院とのこと。奥の院の建物は国宝で、役の行者がその法力で建物ごと岩の窪みに放り込んだと言われている、切り立った崖の縁にある建物、投げ入れ堂という建物があります。

 

(三仏寺本堂への石段  また石段を写しちゃった(笑))

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(右側の石段は昔からので古そうです   この上が本堂のある所)

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かし、投げ入れ堂は、私達ではとても登れない厳しい上り道ということで、初めからそこはパスし、ここでも木の枝を拾い杖として、石段に次ぐ石段を何段も上がって、やっとのことで本堂にたどり着くことが出来ました。また木の枝を拾い、ゆっくり自分のペースで上ったせいか、連日膝を酷使しているのに、朝には復活して痛みなどもないので、それには自分でもびっくり。イタリアに団体で行った去年は、痛くて痛くて・・帰ったらヨレヨレでしたから(笑)。

 

(石佛が並んでいる)

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っそうとした高い木々に囲まれ、こじんまりとした本堂がありました。創建は8世紀頃になるのでしょうか、定かではないようですが、宝物館を見学すると、平安時代の仏像などが何体も並べられていましたので、その歴史が古いものだということが分かります。

 

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の日は三朝温泉の依山楼岩崎に泊まります。三朝は初めてですし山陰では有名な温泉地。ラジウム温泉で色々な病にも効くとか。七つの湯があるとか温泉が楽しみでした。

 

内された部屋にはびっくりしました。そこは特別室となっていて、今の陛下と雅子様が皇太子時代に泊まられた部屋だというのです。この私達の旅行が、ちょっとしたお祝い記念旅行だと旅行社に言っていたので、そんなサービスをしてくれたようでした。

 

 

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しろ広い部屋なんです。十畳の日本間と板の間にソファ、ベッドルームも別にあり、化粧室の洗面台も二つ、トイレも二つ、玄関の入り口も広いという具合です。ベッドで寝るのに慣れているので、ベッドがあるのは大歓迎(笑)。めったに泊まれないこんな広いスペース、満喫しました。けれども他所で眠るのは、枕が違うとなかなか具合よくは眠れません。フワフワも嫌だし低いのもダメだし、枕一つのことですけれど、安眠は出来ませんね。

 

食事は下の個室の和室に椅子席に和食がずらーっと並べられていました。至れり尽くせりのサービスに、家では作り切れないほどの料理、パクパク全部平らげましたけれど(笑)・・・。この日も美味しく生ビールとワインを飲みました。その日も足は疲れましたが、温泉に浸かりのんびりできました。