17日で歌姫(笑)が一段落したので、今日は京都市北区にある堂本印象美術館に行ってみました。日本画家川端龍子展が24日まで催されています。ここの美術館は立命館大学の所にあり、バスで行くのが一番よさそうです。車で行ったのですが、駐車場は無いので、辺りのコインパーキングを探さなければなりません。秋たけなわの秋晴れでした。
(個性的、現代的なエントランス)
(道を隔てた隣にある堂本印象の旧宅)
何十年も前に来たことがあったのですが、それ以来でした。堂本印象美術館は、2018.3月に大改修リニューアルされたのですが、建物も大胆で現代的なエントランス、衣笠山のふもと。立命館大学前に建っています。この美術館は日本画家の堂本印象本人が、1966年に、自らデザインして、自分の作品を展示するために建てた美術館でした。現在は府立堂本印象美術館です。
(階段を上がったところが受付ロビーです。)
今回は川端龍子展、川端龍子もまた日本画壇の中では、異才を放ち伝統にとらわれず、斬新で豪快な日本画を表しました。ぱっと頭の中に龍子の作品が浮かぶ、というのは日本画通の人しかいないと思いますが、順路に沿い見ていくと、「金閣寺炎上」という作品などは、目にしたことがあるのを思い出しました。竜安寺の石庭とか、画歴の後半の作品は、雄大な構図に斬新さと豪快さが入り混じり、通常思い描く日本画とはかけ離れています。ダイナミックな日本画でした。
(入り口の戸の取っ手部分が陶器の焼き物のようです。)
(通りすがりに見えた薔薇とその実)
帰り道、仁和寺にも寄ってみました。モミジの仁和寺です。仁和寺といえば御室桜で有名ですから、春は混雑していますよね。秋の今日は割合すいていて、ゆっくり散策できました。明治維新まで、この寺は皇子皇孫が代々守って来た寺で、門跡寺院とかいいますね。創建年代は不詳らしいのですが、江戸時代の寛永年間に大々的に修復されたりしたようだとあります。真言宗御室派の総本山。
(東門から入りました)
(正門、あちら側正面から入るとこちらに来ます)
秋晴れの青空に紅葉した葉っぱと、五重塔が美しさを増して見えました。京都の五重塔は、東寺、醍醐寺、八坂の塔、そしてここの仁和寺の五重塔があります。塔は京都のシンボルですね。いつまでもその姿を後世に残してほしいものです。
(美しい五重塔 紅葉の林のところで)
(御室桜のところから見た五重塔)
(金堂に行く道から見た五重塔 下に令和と書いた柱が立っています)
(金堂 現存最古と・・・)
(紅葉)
(鐘楼)
(観音堂で法要でもあるのでしょうか・・・お坊様方が沢山・・・京都らしさを感じます)
本当にいいお天気で暖かい一日で、出歩くのにはいい一日でした。またまた御朱印帳を忘れていきました(笑)。