土手にも秋の花々が咲いている。真っ赤な彼岸花、ちゃーんと時期を間違えずにいつもの場所で咲いている。カンゾウの花やコスモスなど、群がり咲き乱れている。穏やかな秋空の一日だった。
この間歌友達とランチをしていた時の話。私が「孫娘がとっても可愛い、寝顔なんて本当にかっわいいのよ」と夏休みの間のことを思い出しながら、言葉を尽くして話していたら、横合いから「そんなに可愛い顔?」と合いの手が入り、いつもの私の友達が「ううん、普通の顔」と言ったのには、大爆笑。(アレッ?ばばバカだったのかな(笑)。)
二人の息子を育てた私は、女の子が珍しく、孫娘がとっても可愛い。たまにしか会わない孫は、おばあちゃんにとっては、しつけをする役でもないし、我が子を育てた時のように、一人前にして世の中に出していくように育てる責任もないので、可愛がる一方でいい部分がある。我が子を育てている時は、様々な教育的配慮もしつつ導くという気持ちになるので、気持ちにもゆとりがないものだった。
初孫が生まれた友達が、会う度にスマホの写真を見せてくれ、ばばバカになってニンマリしている。友達の孫の話は、冷静に聞けるので、「ふーん、そうなんや」とか相槌をするばかり。なるほどね、逆の立場だと冷静だ(笑)。友達はすっかり孫にメロメロになってしまっている。
孫が出来ると、私達の目の向け所も違って来て、周りの他所の、孫と同年齢の子供達に目がつい行くようになったりする。そして、うちの孫が一番可愛い、などとここでもばばバカ振りで思ったりするようになるのだ(笑)。
救いようのないばばバカ振りだけれど、親とはまた違うおじいちゃん、おばあちゃんの役割のようなもので、いやむしろそうである方が、孫の心の育ちにも良い影響を持たせるのではないかな、などと思ったりする(我田引水?(笑))。
(クラウン プリンセス マルガリータ)
植物でも孫でも、成長していくものからはエネルギーをもらえる。彼らと付き合うのには、頭もボケてはいられない(笑)。
(粉粧楼)
今日は歌と小オペラのコンサートが近くであったので、行ってきた。歌は一人ずつ顔が違うように声も違うので聴くのに飽きない。小オペラもコミカルな日本物だったのだが、言葉もはっきり聞き取れいいものだった。