今日は寒かった。もうもう皆さん桜の話題も終わっている中、私は琵琶湖の周りの桜を北へ追いかけ、貸し切り列車で一周するツァーをしてきたのです。それは、有名な海津大崎の桜や長浜城の豊公園の桜、彦根城の桜など。二年前も同じ場所をバスツァーで行ったことがあるのだが、列車で行くというのに惹かれて申し込んだ。
(海津大崎)
前にも書いたし、どなたかも書いていた記憶があるのだけれど、桜を見るという時間が私には少こししか残っていないような、脅迫観念に陥ってくるので(この年くらいになると元気でみられるのが。現実にもう今日は歩きすぎて膝が痛い)、桜のシーズンにはしつこくしつこく桜を見たくなる。若いときには思いもしなかったことだ。
花はみんな好きだけど、何故かこの時期、桜がことのほか好きだ。私の花ランキングでもひょっとしたら桜は一位かもしれない。バラも好きだが、味わいが違う。その時期だけぐっとためていた命を開くような、力強さも感じるし、また惜しまれて散っていく儚さも人生そのものと重なるところがあるからだろうか。今年も地元はもちろん、あちこち足をのばした。ただ見るだけで満足している。
今回のツァーは集合時間が早かった。私が時間間違いしていて、出発時間の7時15分を集合時間と勘違いし、集合駅に30分前に到着し、余裕のつもりで集合場所に行くと、
大勢の人たちがすでにそれぞれの旗の添乗員のところに集まっているところで、あーやっと来たと一番ビリの参加者になってしまい、出だしからつまづいた(笑)。集合時間は6時45分だった。参加人数400人以上8両の貸し切り列車だった。いつもゆっくり起きの私は前夜から緊張していた。どうも朝早いことは苦手です。
海津大崎の琵琶湖湖岸に連なる桜は、いつもこれくらいの時期に満開になるのだが、やはり少し今年は早く満開を迎えたようだった。まだ持ちこたえていたけれど、風に花びら散り始めていた。長浜の豊公園と彦根城はもうかなり散り始め、葉がでかけていて、それは残念だった。長浜城は天守閣まで上がったが、彦根城は築城400年という立派な城だが、その天守閣に一度上りたいと思っているのだが、今回もかなわなかった。
(彦根城お濠 さくらが散っていて残念 )
列車で行く桜見物は、バスと違い駅から歩かねば目的地に到着しないので、結構歩く距離が長く、スマホの歩数計を見たら、私の沢山歩いた日の三倍もの歩数を歩いていた。
なので、バスの方が目的地近くの駐車場まで行ってくれるので、便利はいいなぁ、やっぱりバスの方が・・・と内心私は結論をだしたりした(笑)。
今年の春も沢山桜を見た。常照皇寺や仁和寺の御室桜も今満開のようだ。今年も沢山桜を見ることができた。見たからどうということもないのだが・・・。私の今年の桜を見る行事が終わった。やっとこれから落ち着ける(笑)。