何もしなくても、しても月日はどんどん過ぎていく。もう6月だ。ホタルも飛び交っている。私などは子孫を残し、生物としてはもう仕事を終えた、役割を果たしたご用済みということになるのかもしれない(笑)。
(植物園で買ったマリアカラス 目を惹く鮮やかな色 存在感がある 強健種)
それでも今朝のモーニングショーで、北海道の紫竹ガーデンを63歳から造った方の事が取り上げられていた。現在89歳のそのお婆さんはお元気で、ご主人が60歳で亡くなられてからガーデン造りを思い立たれ、広大な土地を買い、一人で花壇を造り始められたという。
( 花びらが虫に食べられている ロイヤルサンセットのはずなんだけど・・・ナチュラルにしていると綺麗な時は短い )
テレビの画面でも、ガーデンのお世話をしたり、見学者の相手をしたり、生き生きとしている姿が見えた。そのお婆さんの装いも、明るい色の洋服にオシャレなお帽子、素敵な89歳だった。
(モナ リザ 花は開きかけが一番キレイ)
植物を育てる、植物の成長の気を貰う、体を使って土を耕す、花を愛でる、太陽に当たる、それらの全てが私達の体と精神に良い影響を与えるのだと思う。そのテレビの画面のお婆さんから、私は元気を貰った気がした。
(グロワード ムシューの葉っぱに止まるホタル 夜は光の乱舞)
63歳でそんなことを思い立つ!何という勇気。89歳でまだまだお元気な頑張りに拍手。月に何回か聴講している講座の先生も90歳、コーラスの先生も80歳。お年を召された方がお元気で活躍されている姿を見ると、本当に力強いものを感じる。それに比べたらまだまだ若い私が、膝が痛いとか言っているのが情けない。う…本当に…情けない(>3<)。どこか痛いところがあると、それだけで気持ちがダウンしてしまう。
(四月末に植えたミニトマト 実を付けている 収穫が楽しみ)
人生の後半の時間の使い方も、またその人の生き方ということになる。張りを持って生きていく、という事がやっぱり1番大事なようだ。
私も小さな庭の植物の世話をして、英気を貰いながら、もうちょっと頑張ろう。
(去年の11月ごろ挿し木をしたパキラ 無事活着。親パキラも1月の旅行中に葉っぱを全部落としてしまい、心配したのだけれど、また葉を出して蘇ってくれたので、ホットとた。)
(多肉の名前はなかなか覚えない私 増えてきた。)