近畿一円で合唱祭が繰り広げられる時期になった。昨日今日は京都府でも開催されている。中学 高校、学生、ママさん、職場、一般など府内の合唱連盟に加入している全合唱団(百団体以上?)が、二日に渡り左京区の岡崎にある京都会館改め、ロームシアター京都で合唱を繰り広げる。
(アマリリス)
旧京都会館の建て替え計画は、日本を代表する前川國男氏の設計、モダニズム建築の傑作である建物を、建て替えて壊してしまうのはもったいないとか、市が当初計画していた高層化は、景観を壊すとか、様々な問題点が出て、改修工事に変更されオペラも出来る多目的ホールとなった。
私の合唱団も昨日参加して、改修後初めてメインホールで歌ってきた。建物外観は変わっていないので、馴染みの会場という感じだった。内部の客席が後方に行くに従い、結構傾斜のあるすり鉢状になっていて、舞台が見易いようになっていた。座席は四階席まであり収容人数も以前より多くなったのだろう。以前のあまり響きの良くなかった京都会館時代よりは、歌いやすかった。
(モナ リザ ちょっとうどんこ病になっていた 糠をすりすり慌てて手当。 肥料をやらない方がうどんこ病にならない と書いてあるものがあったけど・・・どうなんだろう 微香あり。)
しかし、この改修は私は良かったと思う。京都市は景観条例などもあり、余所の都市より景観を守ることに力が注がれている。一度壊してしまった景観は、取り戻す事が出来きない。もっと厳しくしても、古都の景観が守られれば、逆に観光客を呼び込むことになると思うけれど。
(粉粧楼 ぽつぽつとこれからしばらく咲いてくれる)
合唱の広がりは、私が子供の頃はそれなりに盛んだった。けれど時代の移り変わりで、中学高校の合唱部はバンドや軽音楽クラブに押され寂れてしまったり、ママさんコーラスが盛んになったり色々変遷はあるものの、それでも大学の学生合唱の頑張りなどもありで、 今日に繋がっている。今年で53回目の合唱祭。会場の前の広場では、声出しをする団体がアチコチに集まって、賑やかないつもながらのこの時期の風景が繰り広げられている。
少ししか聴けなかったが、それぞれ合唱団のカラーがあり、面白く聴けた。
(柏葉アジサイ ちょっと日陰の隅に植えている )
さてさて、我が家の庭の景観はといえば、ピークの花盛りが終り、少しばかり寂しくなっている。基本庭の植物写しなのだけれど、今はアマリリスの独壇場。アジサイも白が咲いている。そのうちブルーや額アジサイも咲いてくる。
(白花アジサイ)
(多肉も元気 )