寒い一日、冷たい風の中を散歩しました。川土手を散歩していますから、さらに風も冷たいです。毛糸の帽子をかぶっていますが、コートのフードを被らないと耳が痛いほどでした。
術後半年を過ぎて、今日初めて、歩けるようになって良かった、と思えました。これまでも、歩けてはいましたが、術後の傷の痛みやツッパリ感などが少なからずあったので、快適な歩行にまでなっていませんでした。
半年過ぎた今は、歩いても何の支障も感じなくなり、スムースに歩けるのでそれが一番嬉しいです。桜の苗木の植えられた道を歩きましたが、花が咲く時の散歩が楽しみだな思えるようになりました。今までの散歩では、全くそんな思いにはなりませんでしたから。
(枯れ葉色のまわりの中で、クローバーは緑の葉っぱのままで頑張っています)
しかし、術後のしんどさは寝ている時が一番しんどかったです。前にも書きましたが、寝返りで膝が重なるような体制をとると、圧迫痛になり、鈍い痛みを感じるのです。足を伸ばしても具合悪く、どういう体制をとれば眠れるのかなかなかでした。
(そんな寒い中でもタンポポはみつけられました)
寝返りの度に布団のさばきが足では出来ず、手で布団をさばきながら寝返る、そして足の体制を痛くないようにもっていく、と寝ながらも膝のことを寝返りを打つ度に考えないといけないのです。それは今もですけれど・・・。でも今はさほど圧迫痛もかすかにしか感じなくなったので、眠れるようにはなりました。両膝の手術だったからでしょうか。
私が手術をして歩けているのを見て、勇気が出たのか、ご近所の方も思い切って手術をしようと思うと言ってこられたし、知り合いの方も手術を決断されています。決断するまでが迷うんですよね・・・。でも、私もそうでしたが、痛いのを我慢していくのが嫌になってくるんですよね。現代の医療を信じて、痛みのない生活をするという選択は、最後にしてもいいと思います。
歩くということに明るい感じが持てたことが、ポッと心に春を感じるような嬉しさでした。